『パワー・ゲーム』(C)2013 PARANOIA PRODUCTIONS, LLC ALL RIGHTS RESERVED

リアム・ヘムズワース、ハリソン・フォード、ゲイリー・オールドマンらが共演する映画『パワー・ゲーム』が11月15日(土)より公開される。本作は、巨大企業の二大カリスマCEOと、産業スパイとなった若手社員の頭脳戦を描いた痛快ビジネス・サスペンスで、公開に先駆けこのほどメイキングやキャストのコメントが収録された特別映像が公開になった。

『パワー・ゲーム』特別映像

映画は、グローバル企業のモラルに鋭く切り込んだジョゼフ・フィンダーのサスペンス小説『侵入社員』を原作に、ある日突然、産業スパイに仕立てられた若者アダムの運命がスリリングに描かれる。

巨大IT企業ワイアット社に勤め、“勝ち組”として成功したいがためにスパイとして犯罪に加担していく本作の主人公アダムを演じるのは、ルーク・ヘムズワースとクリス・ヘムズワースを兄にもち、『ハンガー・ゲーム』シリーズや『エクスペンダブルズ2』に出演するリアム・ヘムズワース。彼の弱みを握り、宿敵アイコン社に潜入しろと指令を下すワイアットのCEOをゲイリー・オールドマンが演じ、いかなる相手にも真意を読ませないIT企業の神と呼ばれる男、ゴダードをハリソン・フォードが演じている。

特別映像では、ロバート・ルケティック監督(『キス&キル』『ラスベガスをぶっつぶせ』)や脚本家、製作者、そしてヘムズワースらがそれぞれキャストについての印象を語るほか、劇中では決して見せないフォードやオールドマンらの穏やかで楽しそうな撮影中の姿が収められている。フォードとオールドマンの共演は、1997年の『エアフォース・ワン』以来、17年ぶりで、ふたりは、IT業界で絶対的な権力を持ち、ライバルを容赦なく蹴落とそうとするカリスマ経営者を凄みたっぷりに演じているが、フォードが「ゲイリーは名優だ、共演できて楽しかった」と語れば、オールドマンは「ハリソンと共演できて光栄だよ、見事な演技だった」と称賛を惜しまない。ルケティック監督は、「ゲイリーとハリソンの場面は圧巻で、刺激的な熱気がセットに漂っていた。本作はまさに名優たちの演技の祭典だ」と語っている。

『パワー・ゲーム』
11月15日(土)新宿ピカデリーほか全国公開