知識があるとより楽しめますね、ワット数でもこんなに見え方が違うんだって


撮影:奥山智明  拡大画像表示

──検定受検に備えて勉強すると、一段と楽しみも増しますよね。

「知識があると、より楽しめますからね。一緒に行った友達に、いろいろ教えてあげられるし。今日の授賞式でもたくさんの方たちが愛を注いだ結果があのイルミネーションなんだって伝わってきて、行ってみたいなと思うところもいろいろありましたね。さがみ湖イルミリオンは去年見に行きましたけど、当時400万個の電球であんなにキレイだったんだから、ハウステンボス『光の王国』の1100万個なんて、どれだけすごいんだろうと思います」

──今はNMB48のメンバーとして活動されてますが、東京と大阪の夜景の違いは感じますか。

「大阪はイルミネーションの自己主張が強いなって思います(笑)。『私が、私が』みたいな、ひとつひとつのイルミネーションの個性がビンビンに伝わるんですよ。人を楽しませようとする心がある土地柄だからでしょうかね。東京はもうちょっとスタイリッシュで、写真を撮るにしても全体像を撮りたいと思うんですけど、大阪はひとつひとつのイルミネーションを撮りたくなります」

──一方で、梅田さんの故郷の福岡は…。

「私が住んでいたのは田舎のほうなので、山の上からの郊外夜景を家族と見に行ってました。イルミネーションとは違って、ごく普通に家庭の電気が夜景のひとつになっているので、温かみを感じますね」

──夜景鑑賞士に続いて、来年のイルミネーション検定も受検すると宣言されましたね。

「夜景鑑賞士の勉強をしていた時に、ワット数が違うだけでもこんなに見え方が違うんだって知ったんですよ。イルミネーション検定のテキストはまだきちんと読んでないんですけど、一段とそういう技術的な問題も出題されるのかなと思います。勉強を通じて、イルミネーションを作り上げる人たちの工夫が垣間見られるのが楽しみですね」