「ASUS Chromebook C300MA 通常モデル」(左)とオンラインショップ限定モデル

ASUS JAPANは、2014年7月に法人・教育機関向けとして発表したChrome OS搭載の13.3インチノートPC「ASUS Chromebook C300MA」と、デスクトップPC「ASUS Chromebox」を、個人ユーザー向けに12月上旬以降に発売する。価格はどちらも未定。

OSにChrome OSを採用し、軽快な動作、シンプルで使いやすいユーザーインターフェース、高度なセキュリティを実現。Gmail、Google検索、YouTube、Googleドライブなど、Googleの主要なオンラインサービスを簡単に利用したり、好みに合わせてChromeウェブストアから新しいアプリをインストールしたりできる。

「ASUS Chromebook C300MA」は、CPUにインテルCeleron N2830を採用し、13.3インチワイドのノングレア液晶ディスプレイ(解像度1366×768)を搭載。インターフェースはUSB3.0×1、USB2.0×1、HDMI出力×1、SDHC/SD/MMCカードリーダーなどを備える。無線通信機能は、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LANとBluetooth 4.0。

薄型・軽量で、省電力設計による長時間のバッテリ駆動で、高いモバイル性能を実現。キーボードはキーピッチ19mmのフルサイズで、快適にタイピングできる。大型のタッチパッドは、マルチタッチ操作に対応する。一般的なモバイルノートPCよりも大型のチャンバーを搭載することで、音楽や動画、ビデオチャットを高音質で楽しめる。

バッテリ駆動時間は約10時間。サイズは幅329.0×高さ20.3×奥行き230.0mmで、重さは約1.4kg。標準モデルは、4GBのメモリ、32GBのeMMC、日本語キーボードを搭載する。カラーは、ブラック、ホワイトの2色。ASUSオンラインショップ限定販売モデルは、2GBのメモリ、16GBのeMMC、英語キーボードを搭載する。カラーは、スカイブルー、バレンシアオレンジ、ハニーイエローの3色。

「ASUS Chromebox」は、CPUにインテルCeleron 2955Uを採用し、4GBのメモリ、16GBのSSDを搭載。インターフェースは、USB3.0×4、HDMI出力×1、DisplayPort×1、1000BASE-T対応の有線LANポート、SDHC/SD/MMCカードリーダーなどを備える。無線通信機能は、IEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LANとBluetooth 4.0。

一般的なCDケースを横に置いた面積よりも小さい超コンパクトサイズなので、場所を選ばず設置できる。ケーブルを気にせず使えるワイヤレスのキーボードとマウスが付属する。

HDMI出力とDisplayPortを同時に使用すれば、マルチディスプレイ環境を構築でき、付属のVESA規格対応マウントを使って、液晶ディスプレイや液晶テレビの背面に本体を取りつけることができる。

なお、12月12~13日の2日間、東京・銀座のGAT CAFEに「ASUS Chrome Cafe」をオープン。初心者向けの「誰でもできる!ASUS Chrome シリーズの活用セミナー」(事前登録制)を実施するとともに、「ASUS Chromeシリーズ」を直接体験できるコーナーなどを設置する。

「誰でもできる!ASUS Chrome シリーズの活用セミナー」は、12月12日が19時から、12月13日が11時からと15時からの計3回。1回あたりの定員は30名で、時間は1時間程度。「ASUS Chromeシリーズ」を購入したユーザーが対象で、参加にあたってはイベントのサイトから事前登録する必要がある。