「人付き合いが面倒くさい」と思ううちは内向的のまま?

人付き合いでトラウマになるほど嫌な思い出がないという人も、「対人関係は苦手」と無意識のうちに決めつけてはいませんか?というのも、自分で「◯◯は苦手」と言い訳をしているうちは、内向的な性格のままかもしれないのです。

人は結果が期待できないことについて、知らぬ間に自分で自分に言い訳というハンディキャップを課してしまいがちです。これを心理学では「セルフ・ハンディキャップ」と呼ばれています。

つまり、人と話すことが苦手と感じる人も「人付き合いは面倒くさいだけ」と言い訳にすることが、みずから消極性な自分を作り出しているのかもしれません。

実際、セルフ・ハンディキャップに当てはまる人は、内向的な性格であることが多いようです。あなたがいまより少しでも外交的になりたいのなら、まずは自分のハンディキャップに気づくことから始めてみましょう。内向的な人ほど興味が自分に向かっているので、なるべく興味の対象を相手に向けることを意識してみて。

人と話すことは自分を知ることに繋がります。家族、友人、知人と人間関係の輪を広げていくことで、自分の世界は確実に広まっていくはず。すると、あなたのセルフ・ハンディキャップはおのずと外れ、外交的な性格にまた一歩近づくことができますよ。