横浜ソウルフードの核心に迫る!

第三京浜港北ICからすぐの崎陽軒横浜工場
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崎陽軒の工場見学は、3ヶ月待ちが当たり前というプレミア社会科見学。今回は取材ということで特別に許可してもらった。

見学者はまず、モニターがある大部屋で15分ほどのVTRを観賞。崎陽軒の歴史や見学では見ることが出来ない製造工程などの映像が流れる。

観賞後はしょう油入れに使われるひょうちゃんの歴代シリーズや駅弁の掛け紙などの展示品を見て周る。

 
VTRを観賞する大部屋。シウマイの試食もここで
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初代ひょうちゃん柄の48体が描かれた大壷
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横浜みなと祭や開港祭などシウマイ弁当記念掛け紙
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鯛めしやサンドイッチなどシウマイ弁当以外の掛け紙
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ひょうちゃんグッズいろいろ。ひょうちゃん楽チン蒸し器は工場横にある港北インター店で限定販売
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シウマイ娘の女性用と子供用衣装を借りて記念撮影が可能
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ひと通り説明を受けたら、実際に製造している現場の見学へ。

シウマイの原料は豚肉、玉ネギ、グリーンピース、そして冷めてもおいしい味の秘訣、干帆立貝柱のみ。味は塩、コショウ、砂糖で整え、でんぷんでおいしさを閉じ込める。ここではシウマイの肉の成形から箱詰めするまでを見学可能だ。

原材料をサンプルで展示紹介
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ふんわりとしたシウマイの形をつくる成形機
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通路には崎陽軒の歴史をパネル展示
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シウマイの容器を作る製函機。手前のカゴにはひょうちゃんが!
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崎陽軒のシウマイはすべてこの横浜工場で製造している。そしてシウマイのみのパッケージ商品はここから各販売店舗へ配送。弁当用のシウマイは横浜駅近くの本社工場と東京工場へ出荷し、そこで弁当の中に入れられる。

ちなみに、シウマイは1分間で約3,360粒、1日に約80万粒がここで生み出されている。
そのうちの数粒が今日も我々の胃を充たしているのだ。