KORG Module for iPad

コルグは、合計1GB以上の大容量サウンドライブラリを搭載したiPad用の高品位モバイル音源アプリ「KORG Module for iPad」を、App Storeで11月下旬に発売する。価格は11月14日の段階では未公表。

コルグの歴代ワークステーション/シンセサイザーで培った技術によって、iPadへの大容量で高品位なサウンドの搭載とスムーズな再生を実現した「NATIVE ENGINE」を核に、「Acoustic Piano」「Electric Piano」「Clav」「Organ」「Multi」の5種類の専用音源モジュールで構成するモバイル音源アプリ。

iPadと外部MIDIキーボードを接続することで、iPadを音源モジュールにした演奏が楽しめる。接続するMIDIキーボードを選ばない「オープン・ハードウェア・スタイル」で、iPadに接続できるMIDIキーボードなら、どのメーカーの製品でも使用できる。

音の強弱を調整するベロシティ・カーブ機能で、どのMIDIキーボードでも気持ちよく演奏できる。アプリ上の鍵盤での演奏やフレーズ機能、MIDIプレーヤーでの演奏にも対応する。MIDIプレーヤーは、スタンダードMIDIファイルを読み込んで再生。音源は、モバイル音楽制作アプリ「KORG Gadget」内でも利用できる。

ライブやリハーサル、レッスンなどに便利な機能として、画像/PDFファイルの楽譜を読み込んで表示する「楽譜ビューアー」と、「ミュージック」アプリのライブラリから好きな曲を選んで再生できる「音楽プレーヤー」を組み合わせて、演奏する曲順でのサウンドの呼び出しや楽譜の表示ができる「セット・リスト機能」を備える。

別売の「エクスパンション・サウンド・ライブラリー」にサウンドを追加でき、自分の演奏を録音して楽曲共有サービス「SoundCloud」へ直接アップロードできるレコーダー機能を搭載する。また、Inter-App Audio、Audiobus、CoreMIDI、Virtual MIDIなど、最先端のiOS音楽テクノロジーに対応し、「GarageBand」など他の音楽アプリ内でも音源として使用できる。

対応機種は、iOS 8.1以降を搭載したiPad Air 2/iPad mini 3/iPad Air/iPad mini 2/iPad 第4世代/iPad 第3世代/iPad 2/iPad mini。