ソニー、フルサイズセンサ搭載のミラーレス一眼カメラ「α7 II」、フルサイズ機世界初の光学式5軸手ブレ補正搭載

2014.11.20 20:39配信
α7 II(「SEL2470Z」装着時)

ソニーは、世界で初めて光学式5軸手ブレ補正機能をボディ内に備えた、35mmフルサイズセンサ搭載のレンズ交換式ミラーレス一眼カメラ「α7 II(ILCE-7M2)」を、12月5日に発売する。価格はオープンで、ボディ単体の税別実勢価格は19万円前後の見込み。

光学式5軸手ブレ補正機能を採用し、望遠撮影など焦点距離が長い場合に発生しやすい角度ブレや、マクロ撮影時など撮影倍率が大きくなるにしたがって顕著に現れるシフトブレ、夜景撮影時や動画撮影時に目立つ回転ブレなど、さまざまなブレを5軸で検出し、静止画・動画撮影時に補正する。

ボディ内に手ブレ補正機能を搭載するので、手ブレ補正非搭載レンズを装着した場合でも、暗所で三脚を使うことなく、手持ちでの低速シャッタースピード撮影ができる。また、液晶モニタや有機ELビューファインダーでも、補正した映像をリアルタイムで確認できる。

AF(オートフォーカス)機能では、117点の位相差AFセンサと25点のコントラストAFを広範囲に配置することで、位相差AFセンサの高い動体追従性を生かして、ピント合わせの難しい被写体でも広いAFカバー範囲で捉えることができる。被写体位置の検出アルゴリズムの向上によってレンズの駆動を最適化し、従来機種「α7」と比較して、AFレスポンスを30%高速化した。

独自の動体予測AFアルゴリズムが、被写体の次の動きを正確に予想して、従来比約1.5倍の追従性能を実現。最高毎秒約5コマの高速連続撮影時には、AFと自動露出(AE)が被写体を追い続ける。また、画像解析技術によって動体の捕捉、追従性能を向上した「ロックオンAF」を備える。

撮像素子は、有効画素数約2430万画素の「35mmフルサイズ Exmor CMOSセンサ」。高い解像力と大きな画素サイズを生かした高感度、低ノイズ特性によって、高い描写力を実現する。

画像処理エンジン「BIONZ X(ビオンズ エックス)」は、処理速度を大幅に向上。細部まで自然な質感を再現する「ディテールリプロダクション技術」、絞り込んだ撮影でも解像感を損なわない「回折低減処理」、夜間や室内など光量の少ない場所でも高い解像感と質感を維持しながらノイズを大幅に削減する「エリア分割ノイズリダクション」などの機能を備える。

動画撮影機能は、AVCHD Ver.2.0準拠のフルHD(解像度1920×1080)60p/60i/24pによる記録フォーマットに加えて、プロ用のXAVCフォーマットを民生用途に拡張したXAVC Sに対応する。また、本体で映像のトーンを調整できるピクチャープロファイル、広いダイナミックレンジを実現するS-Log2ガンマや広い色域のS-Gamutに対応。タイムコード/ユーザービット、レックコントロール機能、マーカー表示/設定、同時ビデオ記録機能など、編集時に役立つ機能を搭載する。

ボディは、ボタンを大きくするなど、手ブレの軽減に配慮した設計。グリップは、大型の望遠レンズ装着時でも安定してホールドできる形状や高さに設定した。レリーズボタンをより自然に押すことができる位置に配置。好みに合わせて56種類の機能を割りあてることができるカスタマイズボタン10個を備える。

液晶モニタはチルド可動式で、屋外など明るいシーンでも視認性の高い「White Magic」液晶を採用する。

有機ELビューファインダー「XGA OLED Tru-Finder」は、高コントラストと高解像力で、各種設定値の反映、拡大表示やピーキング機能による微細なピント合わせ、撮影画像の確認ができ、撮影映像のボケ味を忠実に再現する。

トップやフロントカバー、内部構造体には剛性の高いマグネシウム合金を使用し、剛性を高めたマウント構造を採用する。さらに、主要な操作ボタンやダイヤル、内部には水滴やホコリの侵入を防ぐシーリング処理を施し、メディアやジャックカバー、各キャビネット部品の合わせ目は、凹凸の2重構造化することで、防じん防滴にも配慮している。

このほか、電源オンから撮影できる状態になるまでの起動時間を、従来比で約40%高速化。

IEEE802.11b/g/n準拠の無線LANやNFCに対応する。対応メディアはメモリースティックPROデュオ/メモリースティックPRO-HGデュオ/メモリースティックXC-HGデュオ/SDXC/SDHC/SDカード。SDXC/SDHカードはUHS-Iメディアに対応している。

ボディ単体のサイズは幅126.9×高さ95.7×奥行き59.7mmで、重さは約599g。

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