海辺の製塩所で、極上の「塩」に出会う


思わず「FFみたい…」と呟いたほどの、幻想的な風景 拡大画像表示
 

大きな「塩」の看板を発見 拡大画像表示

糸島グルメツアーみたいな流れになってきましたが、糸島の魅力は他にもまだまだあります。たまたま車を走らせていて目に入ってきたのが、「塩」と書かれた看板。……「塩」っていったい何だ?

気になったので立ち寄ってみることにしました。

 


細い道を抜けると現れる、突端の製塩所 拡大画像表示

こちらは「またいちの塩」という塩を作っている製塩所「工房とったん」。製塩所の名前の通り、塩を作っている工房なんです。

実際に塩ができるまでの流れを見学することができたのですが、これがすごい!

 


海から伸びる長いホース 拡大画像表示
 

自然の力で磨かれる海水 拡大画像表示

まずパイプで海水を引き上げます。このあたりの海は玄界灘の内海と外海がぶつかり合う場所で、山と海の豊富なミネラルが混ざり合っているのだとか。

引き上げた海水は立体塩田の竹を伝わせて、10日もの間、循環させます。こうすることで、海水の塩分濃度がどんどん上がっていきます。

 


塩を煮詰める工房 拡大画像表示
 

塩ができるまでを親切に説明してくれた職人さん 拡大画像表示

そして十分に濃くなった海水を煮詰めることで、塩ができあがるのです。

 


これが正真正銘、できたての塩! 拡大画像表示
 

ふわっとした口どけは、まさに絶品……! 拡大画像表示

実際に塩を少しいただいたのですが、普段食べている塩とぜんぜん違う! 濃くて風味豊かで、この塩で握ったおにぎりを食べてみたい! という衝動にかられて、お土産に買って帰りました。

 


塩の存在感がすごい塩プリン、うますぎる…! 拡大画像表示
 

オリジナルグッズの「MY SALT IS VERY VERY DELICIOUS」、最高のコピーです 拡大画像表示

また、こちらの工房ではまたいちの塩自体はもちろん、塩を使ったプリンや醤油、味噌、にがりなども購入可能。塩プリンを買って食べてみましたが、甘さとしょっぱさのバランスが絶品でした。

なかなか東京ではできない体験と、自然豊かで幻想的な風景が楽しめる「工房とったん」。糸島に行ったらぜひ立ち寄ってみてください。

工房とったん
福岡県糸島市志摩芥屋3757
092-330-8732

 


中からランドセルを背負った子どもが出てきました 拡大画像表示

そろそろ糸島の旅も終盤。ふらりと立ち寄ったのが「DOVER」。雑貨とオリジナル革製品を販売するお店で、さらにアートスクールやアートスペースとしてもオープンしています。

 


思わず買い物をしたくなるラインナップ 拡大画像表示
 

商品のレイアウトも凝ってます 拡大画像表示
 

店内の一角はアートスペースに。自由な彩りが素敵! 拡大画像表示
 

きっと気にいる品が見つかるはず 拡大画像表示

そういえば最初に立ち寄った「hana*bi ハナビ」もそうでしたが、オシャレなアンティーク雑貨のお店が糸島にはたくさんあるようです。

DOVER
福岡県糸島市志摩桜井4656
092-327-3895

 


桜井二見ヶ浦の「夫婦岩」は、ドライブコースとしても人気 拡大画像表示

ゆったりした時間の流れと豊かな自然、おいしい食事にオシャレな雑貨に囲まれた糸島エリア。福岡市内もいいけれど、ちょっと違う楽しみ方をしたいならぜひ遊びに行ってみてください。福岡市内からそれほど時間がかからず行けるのも良いし、これから絶対にブレイクするエリアだと思います。