植木理子(日テレ・ベレーザ) (C)J.LEAGUE 植木理子(日テレ・ベレーザ) (C)J.LEAGUE

日テレ・ベレーザの2年ぶり5度目の優勝か、INAC神戸レオネッサの5年ぶり2度目の戴冠か。『2018プレナスなでしこリーグカップ1部』決勝がいよいよ今週末キックオフの時を迎える。

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今季から『なでしこリーグカップ』決勝トーナメントはA・Bグループ各1位のみが進出する狭き門となった。5分の1のサバイバル戦を日テレもI神戸も文句なしに勝ち抜いた。日テレが7勝1敗・勝点21で2位・浦和レッドダイヤモンズレディースに勝点6差をつける余裕の戦いぶりでAグループを突破すれば、I神戸も6勝1分1敗・勝点19とBグループ2位・マイナビベガルタ仙台レディースに勝点7差を付けた。特に日テレは8試合で23得点と攻撃力が爆発。Bグループを勝ち抜いたI神戸が12得点と言えば、日テレの数字が以下に突出しているかわかるだろう。日テレはすでに決勝進出を決めていたが最終節・日体大FIELDS横浜戦も攻め手を緩めず、8-0と圧勝した。F日体大戦でハットトリックをマークしたFW植木理子は8得点と得点王をほぼ手中に収めている。

日テレとI神戸は『2018プレナスなでしこリーグ1部』でも激しい首位争いを繰り広げる。『なでしこリーグ』は現在、9月8日(土)の後半戦再開を待つところ。6勝2分1敗・勝点20の首位・日テレを6勝1分2敗・勝点19の2位・I神戸が追いかける。リーグ戦ではI神戸が最多得点を量産している。仲田歩夢や京川舞、中島依美など6人が3ゴールを記録するなど、どこからでもゴールを奪える分厚い攻撃を見せているのだ。

直接対決では日テレが勝利した。前半戦最後の『なでしこリーグ』第9節で、後半早々にFW田中美南が決めたゴールを守り抜き、1-0で勝点3を手繰り寄せたのだった。

『なでしこリーグカップ』グループリーグの戦いぶり、『なでしこリーグ』での直接対決の結果から日テレ有利と見るのは早計だ。リーグ戦の対戦から2か月半が過ぎている。そもそもリーグ戦とカップ戦は別物である。さらにグループリーグと決勝も異なる。一発勝負の決勝は何が起こるかわからない、いや何が起こっても不思議ではないのだ。

『2018プレナスなでしこリーグカップ1部』決勝・日テレ×I神戸は7月21日(土)・味の素フィールド西が丘にてキックオフ。『2018プレナスなでしこリーグカップ2部』決勝・スフィーダ世田谷FC×伊賀フットボールクラブくノ一も同日開催。チケット発売中。

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