家族の愛を感じる瞬間について語った黒木華

 映画『未来のミライ』の初日舞台あいさつが20日、東京都内で行われ、声優を務めた上白石萌歌、黒木華、星野源、麻生久美子と細田守監督が浴衣姿で登壇した。

 本作は、甘えん坊の4歳の男の子“くんちゃん”と、未来からやってきた妹の“ミライちゃん”が織り成すちょっと変わった「きょうだい」の物語。

 細田監督は、初日を迎えた心境を「感無量です。スタッフに対する責任もあるので、ひとまず荷を下ろせたというのが半分。あとは見てくれた方に気に入ってもらえるのかというドキドキがないまぜになった感じです」と語った。

 主人公のくんちゃんの声を演じた上白石は「すごくドキドキしていたのですが、皆さんの顔を見ると、ちゃんと(映画が)届いたのかなと思いホッとしました」と笑顔を見せた。

 本作の内容にちなみ「家族の愛を感じる瞬間」についての質問も。黒木は実家に帰省した時を挙げ「私は二十歳のときに東京に出て来たのですが、大阪の実家に帰るときに『今日は何が食べたい?』『今日は華の好きなもの作って待っているね』といった会話があると、普段は信頼して放っておいてくれるけど、帰る場所があるという安心感を与えてくれる、そんな親の強さに『ありがとう』って思います」と答えた。

 麻生は「3年ぐらい前に舞台をやっていたときに、地方公演で家を空けたんです。千秋楽を終えて新幹線で帰ってきたら、夫と娘が改札で待っててくれていて。娘が花を一輪持ってて、私を見つけた途端に泣き出して、それがかわいくてかわいくて。そういうサプライズをしてくれた夫にも感謝しました」とエピソードを披露した。

 また「時を超えて会いたい人物」に関する質問では、上白石が「歴史上の人物だと高橋是清さん。内閣総理大臣で外交官とかもされた方。明治維新にも大きな影響を与えた人物で、受験期に『すごいな』って思っていたので、高橋さんに会って『頑張れ』ってエールをもらいたいです」と回答した。

 一方の黒木は、「未来だったら『旦那さん』と答えるところですが、見てがっかりして帰ってきたらどうしよう…と思っちゃうし。過去に行くなら太宰治さん。どれだけ駄目男だったのかを自分で確認してみたい」と笑わせた。

 星野は「未来に行って自分がいなくなった後の世界を見たい。何千年後とか。一回文明がなくなって、また新たな生命体が生まれて…。地下からブルーレイディスクを掘り出した彼らが『何だこれは!』と解析したりしてね…」と想像を膨らませた。

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