左から、CIPAの内田会長、横浜市の林市長

カメラ映像機器工業会(CIPA)は、12月2日、2015年2月12~15日に横浜市のパシフィコ横浜で開催するカメラと写真映像の展示会「CP+2015」の概要説明会を開催した。

「CP+」は、開催地を横浜に移して6年目、日本カメラショーの時代から数えると50年を超える歴史をもつカメラの展示会。昨年の「CP+2014」は2月13~16日の4日間の予定だったが、大雪の影響で2月15日は中止となった。3日間の来場者数は約4万2000人で、45機種の世界初発表製品が展示された。

CIPAの内田恒二代表理事会長は、「写真文化のイベント『フォト・ヨコハマ』を進める横浜市との連携を強化し、カメラ産業と写真文化が発展するよう努めていく」と「CP+2015」開催への意気込みを語った。

「CP+2015」のキャッチコピーは、「FOCUS! フレームの向こうにある感動」。12月2日時点の出展社数は130社/団体(前回128社/団体)で、小間数は965小間(前回959小間)。7万人の来場を見込む。

「CP+2015」の開催に合わせて、横浜市は2015年1~3月にかけて、市内各所で写真や映像に関するさまざまなイベントを行う「フォト・ヨコハマ 2015」を実施する。

横浜市の林文子市長は、「商業写真発祥の地として『CP+』を中核に街を挙げて取り組んできた『フォト・ヨコハマ』は、来年5回目を迎える。近年、人気が出てきて、来場者やパートナー、イベントが増えている。イベントの内容も、写真展やフォトコンテストだけではなく、ワークショップなど、実際にカメラに触れるものが増えた。期間中、街全体がイベントの会場になることで、シナジー効果を生み出したい」と話した。