格安スマホにはデメリットも

まず、データ通信できる容量が少ない、という難点があります。例えばビックカメラのスマホではLTEの高速通信が利用できますが、通信データ制限が1GBまでと少ないのです。今まで大手3キャリアを使っていて、7GBの制限に引っかかったことのある方には不向きかもしれません。

また、データ通信のスピードが大手キャリアよりも遅い会社もあります。
動画を観たり、大容量のアプリのダウンロードなどは難しいでしょう。またサイトが表示されるのに時間がかかってしまう場合も。

そして、通話料が高くなりがち、というのも格安スマホのデメリットです。格安スマホは多くの会社が通話時間に応じて20円/30秒の料金が発生します。

ただ、20円/30秒は3キャリアでかけ放題にしない場合のiPhoneの通話料金と同じですし、格安スマホも会社によっては050の番号を使った格安通話や、通話料割引キャンペーンをしているところもあるので個別にチェックするのがよいでしょう。
たとえば、データ通信だけのプランを申し込めば、ビックカメラでは2,110円~利用することも可能。ですので、通話は全くしないという方にはいいのかも。

さらに、格安スマホは店舗がない場合があるので、大手キャリアのように実店舗でのサポートを受けられないこともあります。不安な方は、イオンやビックカメラなど実店舗がある会社の格安スマホを選びましょう。

最後に、アクセサリーの数も少ないです。ケースの選択肢の幅もiPhoneなどに比べてグッと狭まってしまうのも、女子にとっては残念なポイントかも。

以上のようにいくつかのデメリットもありますが、とにかく安く使いたい人には最適なスマホです。

では、いろいろな会社から発売されている格安スマホの、会社ごとの違いは何なのでしょうか。調べてみました!

 

●格安スマホはどこから出てる?
各社から出ている格安スマホと、サービスの概要を調べてみました!

 

イオン

イオンのスマホはBIGLOBEの通話・通信サービスとのセットになります。例えばALCATELの「idol2s」とセットで購入すると、月額3,218円(税込)で利用できます。

データ通信も毎月2GBまでは高速通信が可能で、無料Wi-Fiも利用できますので、比較的ストレスなくネットも使うことが出来そうです。

また機種の分割残債以外の解約金はかからないですし、イオンスマホ安心パックというケアサービスも用意されているので安心です。


 

イオンのスマホ一例

機種/ ALCATEL ONETOUCH IDOL 2 S
月額料金/ 3218円(税込)
データ通信/ 2GBまで下り最大150MbpsのLTE通信
OS/ Android 4.3
音声通話/ 30秒につき20円(税抜)
※BIGLOBEの専用アプリ「BIGLOBEでんわ」を利用すると、通話料が10円(不課税)/30秒に。

 

 

ビックカメラ

ビックカメラのスマホはデータ通信も音声通話もできるものと、データ通信専用のものと選ぶことができます。データ通信専用は、さらに700円安い2,110円(税抜)から使うことが可能です。
データ通信は高速通信のLET対応ですが、1GBまでとイオンよりも制限がかかっています。ただ、その分値段も音声通話ができるものでも3,034円(税込)とお安いです。

 

ビックカメラのスマホ一例

機種/ Ascend G6
月額料金/ 3,034円(税込)
データ通信/ 1GBまで下り最大150MbpsのLTE通信
OS/ Android 4.3
音声通話/ 30秒につき20円(税抜)

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