店舗運営者は工数をかけることなく導入できる

パーソルプロセス&テクノロジー(パーソルP&T)とレノボ・ジャパン(レノボ)は7月19日、業務提携を行い、全国の家電量販店、携帯電話販売店などの店頭で購入可能な中小規模の店舗向けレジシステム「POS+lite(ポスタスライト)スタートパッケージ」の提供を開始すると発表した。 POS+liteスタートパッケージは、パーソルP&Tが提供する「POS+lite」のレジやオーダーエントリー、着席・売り上げ管理などの会計機能と、レノボが提供する10.1インチの汎用Android端末「Lenovo Tab 3 10 Business」をパッケージ化したサービス。店舗運営に必要な会計機能(着席管理・売上管理)とタブレットやレシートプリンタ、キャッシュドロワー、専用Wi-FiまたはレノボのSIMフリー端末がパッケージ化されているため、選定や手配が不要になるなど、店舗運営者は、工数をかけることなく導入できる。

Lenovo Tab 3 10 Businessは、薄さ8.9mm、約509gのスリムボディで、防塵防滴に対応し、ディスプレイに高強度で傷がつきにくいGorilla Glassを採用するなど、店舗での利用に適した高い信頼性を備える。さらに、クラウド型モバイルPOSレジ「POS+」の分析機能の簡易版を搭載しており、売れ筋商品の把握や時間帯ごとの売上データなどの情報を取得して、店舗の売り上げ向上につなげることができる。

参考価格は、導入費用が約15万円、「POS+lite」の利用料が約6000円。なお、導入費用は、軽減税率対策補助金の対象となるため(現在申請手続き中)、約3分の1程度の価格(約6万円)で導入可能となる予定。

今後は順次機能を追加するとともに、さまざまな販売代理店と連携し、取り扱い量販店を拡充していく。