マカフィー、スマートフォン用の詐欺電話・迷惑電話対策アプリ「McAfee Safe Call」

2014.12.4 17:16配信
詐欺電話・迷惑電話対策アプリ「マカフィー セーフ コール」

マカフィーは、Androidスマートフォン用の詐欺電話迷惑電話対策アプリ「McAfee Safe Call」を、12月4日、KDDIの「au スマートパス」ユーザー向けに提供を開始した。「au スマートパス」利用者は、税別月額372円の取り放題アプリの一つとして利用できる。

トビラシステムズが提供する独自の詐欺電話・迷惑電話のデータベースを利用して、不審な着信を自動的にシャットアウトしながら、家族や友人などからの電話は、従来通りスムーズに受けることができるように手助けする。シャットアウトの対象になる電話番号のデータベースは、トビラシステムズが提供する高精度の「詐欺電話・迷惑電話番号リスト」をリアルタイムで更新。「au スマートパス」ユーザーに提供するほか、NTTドコモのユーザー向けにも近日中に提供する予定。

12月3日の発表会で、マカフィーのコンシューマ事業統括取締役・田中辰夫専務執行役員は、「警視庁の発表によると、今年10月までの振り込め詐欺や類似の電話を使った詐欺行為の認知件数は、前年同期比で約2割、詐欺による被害総額は約5割増加している。過去最悪だった昨年を大きく上回るペースだ。“デバイスを守るからユーザーを守る”ためのモバイルセキュリティ対策の一環として、『McAfee Safe Call』を提供する」と話した。

マカフィーによると、スマートフォン利用者のうち、21%が迷惑電話や詐欺電話の被害を受けたことがあるという。そのうち、過半数のユーザーは、原因について「心あたりがない」と回答。モバイルデバイスのセキュリティ対策は、マルウエア対策やプライバシー情報の保護などに加え、迷惑電話や詐欺電話への対策がユーザーを守ることにつながる。

製品発表会には、データベースを提供するトビラシステムズの明田篤社長が出席。「音声通話の定額制プランが登場し、詐欺電話や迷惑電話の被害はこれから増えるのではないか。これに対抗する高精度のソリューションを提供したい」と話した。両社は、マカフィーのセキュリティに関するノウハウなどを活用することで、データベースの精度をさらに高めていく。

「マカフィー セーフ コール」を利用するには、au(KDDI)やNTTドコモのサービスを通じて、スマートフォンにアプリをダウンロード。アプリを入れると、すぐに利用することができる。データベースを使って着信画面で発信者の安全性を「赤・黄・緑・黒」の4色で表現。アプリの設定画面で「高」「中」「低」の3段階で保護レベルを設定することができ、詐欺電話や迷惑電話の可能性がある番号からの電話は、保護レベルの設定に応じて着信時の対応を変更できる。

詐欺電話に利用されたことがある番号からの着信は赤で表示し、保護レベル「高」や「中」では着信を知らせず、発信者へは「電話に出ることができない」旨をアナウンスする。迷惑電話に利用されたことがある番号からの着信は黄で表示し、保護レベル「高」では着信を知らせず、「電話に出ることができない」旨を発信者にアナウンスする。いずれも着信履歴は残る。電話帳に登録済みの番号からの電話は緑、未知の電話番号や非通知などの安全レベルがわからない番号からの電話は黒で着信を知らせる。

アプリの中核になる詐欺電話・迷惑電話番号リストは、トビラシステムズが独自に収集している情報をもとに、固定電話を特定して狙う番号などを除いたモバイルデバイス向けのデータベース。今後両社は、マカフィーのセキュリティに関する知見などを活用することで、このリストの精度をさらに高めていく。

アプリには、詐欺電話・迷惑電話番号リストにある電話番号以外に、ユーザーが個別に迷惑電話とする番号をカスタムリストに登録できる。

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