スタジアム観戦VRプラットフォーム「XRstadium」を提供開始

KDDIとSupershipは、7月24日に共同で記者会見を開催し、スポーツ観戦におけるXR技術を活用した新サービス「XRstadium」を発表した。7月27日から提供を開始する。

「XRstadium」は、スポーツや音楽などをスタジアムで観戦する体験を、スタジアム外からVR空間で楽しむことができるスタジアム観戦VRプラットフォーム。リアルタイムでスタジアムの臨場感をVR空間に再現する。

第一弾として提供するコンテンツは「パーソナル パ・リーグTV VR」。複数のカメラアングルで撮り下ろした映像をプラットフォームを通して、ユーザーが自身で視点を切り替えて観戦できる。試合の速報や選手情報、シーズンの成績などを閲覧しながら楽しむことも可能だ。また、遠く離れた家族や友人をアバターで隣席に表示し、音声通話でコミュニケーションをとりながら、試合を観戦する機能も備えている。

利用するには、Googleストアから専用のアプリを手持ちのVRデバイスもしくはAndroidスマートフォンにダウンロードする必要がある。対応デバイスは、Oculus Go/Gear VR/VRゴーグル。Mirage Solo/Daydream Viewにも順次対応する予定。配信開始から3日間は1試合1円で配信し、以後は1試合500円となる。

本コンテンツはインターピアとejeが提供する常設型のVRコンテンツ視聴「VR THEATER」にも配信する。複合カフェ「快活CLUB」の全356店舗では「VR THEATER」見放題プランを、料金900円で展開する。