(左から)秋元真夏、生田絵梨花、橋本奈々未、山下敦弘監督

人気アイドルグループ・乃木坂46の秋元真夏、生田絵梨花、橋本奈々未が12月6日に都内で行われた初主演映画『超能力研究部の3人』の初日舞台あいさつに登壇。秋元は、生田と対立するシーンを振り返り「もともと仲良くないので、演じやすかった」と不仲宣言? 「もう、そんな強がっちゃって」(生田)、「確かに普段からそんなに仲良くない」(橋本)と会場を沸かせ、秋元も「実際は仲が良すぎる」と笑顔で話した。

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また、この日はメンバーの生駒里奈がVTRでサプライズメッセージを寄せ「映画には1ミリも出ていませんが、私の故郷である秋田県での公開が決まりました」と報告。さらに橋本の出身地である北海道・旭川での封切りも決定し「うちの親にも観てもらえる」(橋本)と喜んでいた。

グループの5thシングル『君の名は希望』のミュージックビデオ内で行われたオーディションで選出した3人を主演に据えた本作。超能力研修部に所属する女子高生の青春というフィクションと、そんな彼女たちを演じる秋元、生田、橋本が初の女優業に苦悩し、成長する姿を捉えたフェイクドキュメンタリーを融合させた。

舞台あいさつには、同ミュージックビデオ及び本作のメガホンをとった山下敦弘監督(『苦役列車』『もらとりあむタマ子』)も参加。監督自身も“監督役”で出演しており、「出演しながらの演出なので、誰がOKを出すのか問題になった(笑)」。アイドルを主演に迎えるのは初めてだといい「最初は彼女たちを女優側に引き寄せようと思ったが、次第に僕のほうが、アイドルとしての3人に興味を持ち始めた」と異色のチャレンジとなった本作を語った。

『超能力研究部の3人』
公開中

取材・文・写真:内田 涼