第1回のBCN勉強会を開催

BCNは7月25日、東京・神田の本社セミナールームで、デジタル家電の市況や最新の流通動向に関する勉強会を開催した。第1回目のテーマは「完全ワイヤレスイヤホンの市況解説」と「アリババが掲げる『ニューリテール』に迫る」。全国の主要家電量販店・ネットショップの実売データを集計した「BCNランキング」と最新の独自取材情報をもとに、BCNのアナリストと記者が解説した。

18時にスタートした第1部の「完全ワイヤレスイヤホンの市況解説」では、家電量販店で専用コーナーが設けられるなど、ユーザーの関心が高まっている製品の最新動向に、業界関係者など13人の参加者が耳を傾けた。完全ワイヤレスイヤホンが市場の常識を覆すほど市場が激変している状況を、山口渉アナリストがBCNランキングの直近の実売データを示しながら分析した。

18時40分からスタートした第2部は「アリババが掲げる『ニューリテール』に迫る」と題し、中国EC最大手のアリババグループが開発・運営するECと融合した中国・上海のリアル店舗を、日高彰記者がレポートした。

今年1月にAmazonの無人店舗「Amazon GO」が米国・シアトルでオープンして話題になるなど、リテールテクノロジーの分野に注目が集まっている。アリババのリアル店舗戦略も、従来とは異なるオムニチャネルとして注目度が増してる。

国内ではアリババの創業者・ジャック・マー氏が提唱する「ニューリテール」戦略に沿って、日本の小売業を対象にしたクラウドサービスを、ソフトバングとの合弁会社SBクラウドを通じて提供している。小売業のデジタル・トランスフォーメーションを促すマイクロソフトのAzureとの違いなど、業界内で関心の高いテーマで盛り上がった。

「BCN勉強会」は、さまざまなテーマを設定し、アナリストや記者、あるいは大学教授などの有識者を招いて、注目の市場を分析したり、新しい市場を創造したりするためのリアルの場での交流を促す。定期的に開催する計画で、次回は8月9日の開催を予定している。

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