笑顔で駆け寄る

「予約していたお店に入って待っていると、すごくいい笑顔で駆け寄ってくる女性、いますよね。『お待たせしたよねー! ごめん!』と言いながらも笑顔。あの感じ、好きです。

遅れてきたとしても、全然気にならないというか、普通に許しちゃいます(笑)。やっぱり笑顔で走って来られると嬉しいですよ」(27歳/団体職員)

笑顔は最強の武器。不機嫌な表情で近づくよりも、ぱっと明るい笑顔で近づくほうが印象は格段に良くなります。「デートを楽しみにしていた」というニュアンスも伝わるはず。笑顔力を高めて。

決めるのが早い

「決断が早い女性はいいなと思います。例えば飲食店で何を食べるかを決めるのでも、うんうん長時間悩む人じゃなくて、どちらかというとメニューをぱっと見て『これにしよう』と、さっと決断しちゃう女性が好きです。サバサバしている感じがあってカッコいい」(31歳/金融)

多少悩むのは仕方がありませんが、「優柔不断?」と感じさせるほど悩むのはちょっと…。男性に「この女性は決断力がないのかな」と感じさせる恐れがあります。

小さなことでも決めるのにやたら時間がかかると感じているなら、決断を早くするトレーニングを日頃やってみるのもアリでしょう。

別れ際にハグする

「以前デートしていた女性が、別れる前にハグをする習慣がある人でした。駅の近くとか人がいる中で別れるので、べったりな感じじゃなくて、かろやかなハグです。その瞬間、香水なのかクリームなのか、彼女が身に着けている香りがふわっと漂って、ドキッとしたのを覚えています。

結局ご縁がなくて、付き合うことはなかったし、今はもう会っていませんが、あのハグは良かった(笑)」(33歳/IT)

ハグ文化が定着しているとはいえない日本。だからこそ、ハグされると新鮮味を感じ、ドキッとする男性もいるようです。ただ、恥ずかしがり屋な男性も多いので、するとしてもこの女性のように、一瞬だけかるく抱きしめる程度のハグがベター。

デート中、意中の相手をドキッとさせるふるまいを積み重ねて、心をつかむことができれば、付き合うというフェーズに進む可能性もあります。「女は女優」と念じながら、素敵なふるまいを意識して。

フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。