世界の強豪に挑む前にアジアのライバルを叩く。全日本が『2018男子バレーボール国際親善試合』韓国戦に臨む。永遠のライバルとの2連戦を経て、8月・インドネシアで行われる『第18回 アジア競技大会』、そして9月・イタリアで開催される『2018世界選手権』へ突入するのだ。

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龍神NIPPONことバレーボール全日本男子の視界は良好だ。『FIVBワールドリーグ』に代わる大会として、今年新設された『バレーボールネーションズリーグ』では6勝9敗の12位に終わったが、確かな手応えを得た。

フランス、ブラジル、日本、ドイツ、中国と3連戦を5週にわたって敢行するタフなスケジュールを経験をした。『リオ五輪』銀メダルのイタリアに11年ぶりに勝利も飾った。ドイツ帰りの新主将・柳田将洋はツボにハマッた時の爆発力を見せ付けた。さらに186cmとオポジットとして小柄ながら思い切りのいいスパイクを次々と叩き込んだ18歳のスーパールーキー・西田有志がブレイク。リベロ・古賀太一郎は守備範囲の広さと安定したレシーブを見せるなど持ち味を発揮した。中垣内祐一監督も「多くの経験と少しの自信を掴んだ大会」と『ネーションズリーグ』を振り返ったのだった。

バレーボール全日本男子のメンバーは以下の通り。
【オポジット】1大竹壱青(パナソニック)、11西田有志(ジェイテクト)
【アウトサイドヒッター】5福澤達哉(パナソニック)、8柳田将洋(日本協会)、14石川祐希(シエナ)、19浅野博亮(ジェイテクト)
【ミドルブロッカー】6山内晶大(パナソニック)、15李博(東レ)、16高橋健太郎(東レ)、17伏見大和(東レ)
【セッター】3藤井直伸(東レ)、18関田誠大(パナソニック)
【リベロ】9井手智(東レ)、10古賀太一郎(豊田合成)

5・6月の『ネーションズリーグ』は膝・腰のケガのため出場を見合わせたエース・石川が、今回から代表に復帰。『2018男子バレーボール国際親善試合』日本×韓国は7月28日(土)・29日(日)・船橋アリーナにて開催。チケット発売中。