「+Style」の新製品はスマートホーム向けの生活家電5点。リーズナブルな価格で販売する

ソフトバンク コマース&サービスが運営するIoTプラットフォームサービス「+Style」は7月26日、ホームIoT関連の新製品を発表した。これまでのラインアップにはガジェット系のアイテムが多かったが、今回投入したのはロボット掃除機やルームランプなどの生活家電。伸びしろのあるスマートホーム向けのアイテムを展開することで、ユーザーのさらなる拡大を狙う。

2016年3月に事業がスタートした「+Style」は、アイディアや試作中の製品を商品化に向けて支援する消費者参加型プラットフォーム。取り扱っているアイテムがIoTを切り口としていることも特徴だ。昨今はIoTに対する世間の関心も高まっており、プロジェクトの数はこの半年でこれまでの約3倍に増加しているという。

「+Style」の製品というと、これまでは落とし物防止のスマートトラッカーなど、ガジェット系のアイテムが多かったが、今回は国内における個人消費者向けIoT市場における「スマートホーム家電」の成長率に注目。

+Style事業責任者の近藤正充氏は「日本ではまだこれからだが、米国ではスマートスピーカーの世帯普及率は16%に達し、利用者の過半数が『スマートスピーカーのない生活には戻れない』と回答している」という調査結果を紹介。「スマートスピーカーとスマートホーム家電は両輪で成長していく分野」との考えを示した。

新製品は「スマートロボット掃除機」「スマートモスキートキラー」「スマートアロマディフューザー」「スマートルームランプ」「スマートLED ストライプライト」の5製品。

製品はいずれも+Styleがピックアップした海外メーカーのものだが、日本語マニュアルやメールサポートを用意し、日本仕様に最適化。いずれも「Amazon Alexa」と「Google Home」に対応している。発表会では、お笑いコンビのさくらだモンスターが各製品を紹介&実演。スマートスピーカーと連携させることで、いかに生活が便利になるかをアピールした。

掃除機と水拭きの両方ができる「スマートロボット掃除機」など、機能にもそれぞれの特徴があるが、注目したいのは価格戦略だ。税込でスマートロボット掃除機は2万1800円、スマートモスキートキラーは2700円、スマートアロマディフューザーは4800円、スマートルームランプは3700円、スマートLEDストライプライトは3000円とかなりお手頃。さらに8月3日まで「発売記念キャンペーン」で大幅に値下げし、スマートロボット掃除機は7000円安い1万4800 円、そのほかの製品も200~500円安い価格で販売する。

販売チャネルは+Style直販サイト、Amazon.co.jp、Yahoo!ショッピング。近藤氏は「まずはECサイトで動向を分析し、いずれは家電量販店やキャリアショップでも展示していきたい」とリアルショップでの販売にも意欲をみせる。テクノロジーに感度の高いユーザーを中心に注目を浴びてきた+Styleが、新製品でどのように裾野を広げられるか。プロダクトだけでなく、価格・販売戦略にも注目していきたい。(BCN・大蔵 大輔)

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