細田守監督の新作『バケモノの子』は15年夏公開!

2014.12.11 17:10配信
『バケモノの子』

『おおかみこどもの雨と雪』で国内興収42億円を記録した細田守監督が12月11日に東京・有楽町の東宝本社で会見を行い、最新作『バケモノの子』の2015年夏公開を発表した。「ひとりぼっちの不幸な少年が、強いけれど身勝手な独り身のバケモノと出会い、想像を超えた冒険をする物語」だといい、解禁となったティーザーポスターには「新冒険活劇。」の文字が力強く踊っている。

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渋谷に生きる孤独な少年が、バケモノの世界・渋天街(じゅうてんがい)に迷い込み、バケモノの熊徹(くまてつ)に弟子入り。九太(きゅうた)という名前を授けられ、修行と冒険の日々が始まる。「僕らの子ども時代はこういう“修行”ものがたくさんあったが、今の子どもたちは何を見て育つんだろうと考えた。王道でありながら、新鮮なテーマだと思う」と細田監督。本作は初の単独脚本にも挑み、「今までは優秀な脚本家さん(奥寺佐渡子)におんぶに抱っこだったので(笑)。僕にとっても修行するつもりだった」と振り返った。

作画監督を務めるのは、細田監督の盟友である山下高明と西田達三の両名で、キャラクターデザインも手がけている。劇中には「たくさんのアクションがある」といい、「そのバリエーションを考えるのが大変だが、手描きアニメでしか表現できないことがあると信じている」。また、前作『おおかみこどもの雨と雪』に続き、動物がモチーフになった点に「2歳児の父親として、家では絵本を読んであげる係。子どもの絵本って、動物がたくさん登場していて、ひょっとして子どもは人間よりも先に、動物と出会うんじゃないかと思うほど」と持論を展開した。

また、舞台が東京の渋谷に選ばれた理由を「前作、前々作と田舎が舞台だったし、意外と渋谷が舞台になったアニメ作品がないので。今回、物語としても渋谷区を一歩も出ません! そこにこだわって、脚本づくりも難しかった」と説明。会見では、完成を前にすでにフランスでの配給が決定していることも明らかになった。

『バケモノの子』
2015年7月11日から全国ロードショー

取材・文・写真:内田 涼

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