理想の磨き方を実現した電動歯ブラシ

パナソニックは、音波振動歯ブラシ「ドルツ EW-DP52」を9月1日に発売する。カラーは、黒、シルバー、ピンクの3色。価格はオープンで、税別の実勢価格は3万2000円前後の見込み。

約1.1mm幅の細かいふり幅によって、歯科医師が推奨する「バス法」と「スクラビング法」の2通りの磨き方が可能な電動歯ブラシ。2基のモーターの「W音波振動」による「ヨコ磨き」+「タタキ磨き」で、歯間部の歯垢を強力に除去する。

ほかにも、多彩なブラシやモードを備えており、ステイン除去力を従来機種「EW-DP51」と比較して約2.4倍向上した「ステインオフブラシ」と、歯茎の爽快感をアップした「Wガムケアモード」を追加した。バッテリ充電は1時間で完了し、約22日間(約90分間)の駆動が可能。充電切れの場合でも、2分間の充電で1回分使用できる。また、無接点充電で汚れを拭き取りやすい「フロートチャージ」を採用している。

医師が推奨するブラッシング法は?

パナソニックは「EW-DP52」の発売に先立ち、431名の歯科医師を対象に、「歯ブラシに関する実態把握調査」を実施。手動での歯磨きで主に指導することが多いブラッシング法として、87.0%の歯科医師が「バス法」と「スクラビング法」を挙げた。

また、回答した歯科医師の78.4%が患者などに対して、電動歯ブラシの使用をすすめており、もっとも理想的な電動歯ブラシの動き/ブラッシング法としては、73.3%が手動での歯磨きと同様に「バス/スクラビング方向(歯軸に対して横方向)」が理想的と回答した。

さらに、電動歯ブラシのふり幅としては、96.5%が「細かいふり幅(約1mm)で歯面を擦掃する電動歯ブラシ」がもっとも理想的な動きと回答した。