「FLIE」の名称には、不動産を「気軽に、安心安全に取引できる」フリマのようなサービスにしていきたいという思いを込めた

マンションマーケットは7月26日、仲介手数料不要で中古マンションなどの不動産を購入できる、不動産のフリマサイト「FLIE(フリエ)」をオープンした。

不動産仲介会社経由で購入する一般的な不動産の中古取引では、「物件価格×3%+6万円の仲介手数料」がかかる。例えば、3000万円の中古マンションの場合、仲介手数料の上限は96万円となる。対して、不動産に特化したフリマサイト「FLIE」経由で購入する場合、売主である不動産会社が直接販売するため、仲介手数料は不要。総支払額を抑えることができる。売主と直接やりとりするため、問い合わせや価格交渉などもしやすくなる。

フリマアプリ「メルカリ」が若年層から圧倒的な支持を集め、中古品や個人間取引が注目を集めるなか、不動産テックと呼ばれる新たなサービスも多数登場している。「FLIE」の名称は、フリマ(FLEA MARKET)と家(IE)を組み合わせたもので、不動産を「気軽に、安心安全に取引できる」フリマのようなサービスにしていきたいという思いを込めたという。

リリース時点では、東京、神奈川、埼玉、千葉の一都三県のリノベーション済み中古マンションを中心に取り扱っている。今後は、フリマ物件提供エリアの拡大を進めるとともに、戸建てや土地、投資物件などにも拡大していく。