「バケツでジンギスカン」やってみた

「バケツジンギスカン」をご存知だろうか? 知っているという人は岩手出身の可能性大。

これはレトロなブリキのバケツに鉄板を乗せて焼くジンギスカンのことで、火起こしの手間がいらないからアウトドア初心者にはぴったり。このバケツジンギスカンを渋谷の屋外で楽しむイベントが行われた。

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タワレコ渋谷の屋上でバーベキュー

渋谷タワーレコードの屋上「スカイガーデン」で、バケツジンギスカンのイベントが開催された。「スカイガーデン」は渋谷の街を見ながらお酒が飲める都会のオアシス。

普段はBBQが食べられる「スカイガーデン」だが、今日はバケツジンギスカンの日。岩手県遠野のソウルフードであるバケツジンギスカンを、都内で食べられるのは珍しいとのこと。

バケツジンギスカンは、側面に空気取りの穴があるブリキバケツに固形燃料を入れて、南部鉄器の鍋を乗せて焼くスタイル。

岩手県遠野ではホームセンターで、バケツジンギスカンが普通に売られていて、人が集まる時はバケツジンギスカンを楽しむという、遠野の人たちのソウルフードだ。

ウエルカムドリンクとして、アルコール12度の「岩手わんこ いいちこカップ」が配られた。

カップには岩手のわんこそばとカッパが描かれている。これは遠野で行なわれている「遠野バケツジンギスカンフェス」で配られたもので、割らずにそのまま飲めるカップいいちこは会場で大好評だったそう。

みんなで乾杯をするために、キンキンに冷やしたジョッキに氷をたっぷり入れて、「いいちこ」と強炭酸水「THE TANSAN」を混ぜる。

とにかく飲み物、ジョッキ、全てが冷たい状態が美味しいとのことで、お客さんは各自冷えたジョッキを取りに行き、氷を入れ、主催者から「早く!早く!」と急かされながらドリンクを作る。そしてみんなで“乾杯!”。

いよいよバケツジンギスカンを味わう

各テーブルにセットされたバケツの固形燃料に、自分たちで火をつける。女性客でも難なく着火。そして南部鉄器のジンギスカン鍋を乗せたらあっという間に準備完了。炭を使っていたらこうはいかないだろう。