シルク・ドゥ・ソレイユの創設30周年記念作品として作られた『キュリオス』。今年2月に東京で開幕し、5ヵ月間で53万5千人もの観客を魅了した話題作が大阪に登場。7月26日、中之島ビッグトップ(特設会場)にて開幕し、初日セレモニーが華々しく行われた。

「シルク・ドゥ・ソレイユ ダイハツ キュリオス」チケット情報

セレモニーでは、『ダイハツ キュリオス』スペシャルサポーターの藤田ニコル、キンタロー。をはじめ、よしもとの末成由美、内場勝則、シルク、そして“よしもと住みます芸人”のネゴシックス、トット、ボールボーイ・佐竹、FM802のDJ・大抜卓人、落合健太郎が登壇し、シルクや『キュリオス』の魅力をアピールした。

すでに東京公演で観ているという藤田ニコルは、シルク自体初体験。「まばたきができないとはこういうことなのかと思うくらい、初めての体験でビックリしました!今からご覧になる方は本当に衝撃を受けると思います。命綱がなかったり、人間離れしたパフォーマンスをぜひ目に焼き付けてください。二度、三度と何回観ても楽しめるので、ぜひ観に来てください!」と、魅力をアピール。一方、昔からシルクの作品が大好きだったというキンタロー。は、「『ドラリオン』とか『オーヴォ』とかいろいろ観てきた中で、『キュリオス』は今までの感じとは衣装も音楽もまた全然違って、大興奮でした。歴史を感じさせる世界観も素敵だなと思います。人間離れした動きをしているにも関わらず、安心して観ていられるブレない安定さをすごく見習いたい」とコメントした。

また、「自分の子どもが小さいときから家族で観に来ていた」と話す吉本新喜劇の内場は「唯一嫁さんと会話があるきっかけがシルク・ドゥ・ソレイユ(笑)。非現実的な世界で、毎回毎回グレードアップしている」と語れば、シルクも「ラスベガスで初めて観たときからずっと観ているのですが、毎回毎回どうしてこんなにグレードアップできるんだろうと不思議。初めて観てから20年近く経っているのに、どんどん進化していくのがシルク・ドゥ・ソレイユの素晴らしいところだと思います」とコメント。また末成は「私は個性的な格好をしたい人ですから、衣装は本当に興味があります。シルクの衣装を着て街を歩きたいくらい(笑)」と笑いを誘い、“好奇心”を意味する『キュリオス』にかけて「この作品を観ていただき、これからも好奇心を持って、どんどんいろんなことを観たり聴いたり楽しんでいただきたいなと思います」と語った。

大阪公演は10月29日(月)まで、中之島ビッグトップ(特設会場)にて。チケットは発売中。

取材・文:黒石悦子

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