開演前――。緊張と興奮が渦巻く会場に、自然とSONE(ソウォン=ファン)から沸き上がる「レッツ・ゴー・ソシ(ソシ=少女時代)」コール。熱気が高まる中、宇宙から地球(東京ドーム)に降り立つ宇宙船のオープニング映像につながるように、アリーナ後方の空間に浮かぶ巨大宇宙船がゆっくりとアリーナ中央のサブステージに移動。白煙を吐きながらゆるやかに降下する宇宙船。その下からメンバーが登場。鮮やかなブルーとシルバーの近未来的でスペイシーな雰囲気の衣装をまとった8人は、『FLOWER POWER』『Motorcycle』『MR.TAXI』をたたみかけ、映像をはさんで『GALAXY SUPERNOVA』を披露。スタートから一気に盛り上げ、会場を熱狂の渦に巻き込むなどエンジン全開。

パールピンクで隙間なく埋め尽くされた客席を眺め、メンバーは感激の様子。スヨンは「バックステージで皆さんの声が聞こえてきたので、めっちゃめちゃドキドキして緊張したんですが、(この光景を)目にしたらもっと感激ですね! 日本デビューから夢だった東京ドームの公演ができて幸せいっぱいです」と大興奮。ティファニーが「私もステージに上がった瞬間から泣きそうになりました」と目を輝かせると、ユリがすかさず「ティパちゃん、まだ泣いちゃダメよ~、ダメダメ」と流行中のネタで沸かす。そして、ソヒョンが「今日は、少女時代の夢が叶ったすごく幸せな瞬間。いつも応援してくれた皆さんに、今日のライブを通して私たちの気持ちを伝えたいです」と語ると、大興奮でステージの幕をあけた。