笑いも忘れない とびきりキュートなファンタジーの世界

次のVCRにはEXOのスホとチャンヨルも登場。少女時代のファン(という設定)のスホが、少女時代のメンバーとの甘い妄想をするという、ファンタジー映像に会場が沸くと、この世界観のままメンバーはピンクの列車に乗って登場。メンバーごとに違うカラーの衣装で、頭に大きなリボン、手には大きなキャンディ。まるで漫画の世界から抜け出てきたような可愛らしさで『My Oh My』をコミカルに披露。そして、フロートに乗り込み、アリーナ後方のサブステージを往来しながら『Kissing You』『FLYERS』『LOVE & GIRLS』『Blue Jeans』を立て続けにパフォーマンスして会場を沸かせ一体感に。その一体感をさらにまとめ上げるかのようにセンターステージで『Gee』を披露すると、会場は大歓声で沸いた。

熱い余韻を残しながら、スヨンは「こんなに大きなステージに立つと、日本の初めてのショーケースを思い出しますね」と、再び日本でビューを振り返り、にっこり。続けて、「夢みていた日本デビューをしてから、ファンの皆さんの愛とともに成長してこられました」と感謝を口にし、「私たちと皆さんが一緒にいるからドームが輝いてますね!」と目を輝かせた。メンバーも興奮冷めやらぬといった様子で、「皆さんを見ていると胸がいっぱいで感動しました」というソヒョン。感動的な雰囲気だったが、ソヒョンのコメントに、すかさず「わたしも胸がいっぱいです~」というテヨンに、スヨンが「見せてくださ~い」とツッコミを入れると、テヨンが「ダメよ~、ダメダメ」。そのテヨンの隣で、「胸いっぱい!」と、自分の胸をのぞくサニーをユリがたしなめるというお茶目な一幕で、感動から一気に爆笑ムードへ。こんなやりとりもガールズ・トークを垣間見られたようで楽しい。

さらに、「イヤモニを外してみなさんの歓声を生で聞いてみたい」というティファニーの提案で、メンバー全員がイヤモニを外し、『Gee』をアカペラで披露しながら、観客とコール&レスポンスのサプライズも。また、ユナの「ピンクオーシャンが見たい」という声に応え、会場中がペンライトを振ると、一面に広がる煌くピンクの海。この幻想的な美しい光景に、メンバーは大興奮で「わ~~! 写真撮りたい!」「私も! 撮ってください!」と大はしゃぎだった。