子育て中は思い通りいかないことが多いですね。

子どもに対して、必要以上に厳しく叱ってしまって、自己嫌悪に陥ったなんてことありませんか?

イライラしてつい手をあげてしまって、「私は悪い親かも。子どもが私を怖がるようになってしまうのでは」と不安に駆られるママもいるようです。

今日は『モンテッソーリ教育で伸びる子を育てる』の著者で、日本・欧米いいとこどり育児を提唱している平川裕貴が、つい手をあげてしまった時、後悔するよりすべき3つのことをお話しします。

ママだってイライラすることがあるのは自然なこと

親も人間ですから、いつも体調がいいとは限りません。病気でなくても、生理でホルモンバランスが崩れているのかもしれませんし、暑さでイライラなんてこともあります。

また、隣人やママ友とささいなことでトラブったなんてこともあるかもしれません。仕事の疲れや夫へのストレスが溜まっているなんてこともあるでしょう。

仕事や家事や子育てで、失敗や思い通りに行かないことが続いたら、誰でもイライラするものです。

日々生活していれば、いつも同じように穏やかでいられるなんてことはないのです。

ですから、子育て中のママであっても、感情的になることやイライラしてしまうことがあるのは自然なこと、罪悪感を持つ必要はまったくありません。

つい手をあげてしまった時、後悔するよりすべきこと

手をあげたことを謝る

もし、手をあげた瞬間に「はっ!」と気づいて冷静になれたなら、すぐに子どもに「アッ、たたいてごめん」と、手をあげてしまったことをまず謝りましょう。

謝るのは、叱ったことではなく、手をあげたことに対してです。そのうえで、なぜママが手をあげるほど怒ったのかを説明してください。

もし、その時冷静になれなくて時間が経ってしまったとしても、自分自身や子どもが冷静になってから、まずたたいたことを謝り、それから叱った理由を話しましょう。そうすれば、子どもがママを怖がるなんてことはありません。

むしろこのことで、子どもはママでも怒る。怒った時にはママでも手がでてしまうことがあるのだと知ります。

そして、ママがそのことを謝れば、たたくのは良くないことなのだとわかりますし、良くないことをした時は謝らなければならないと学ぶのです。

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