中盤は、5人のハーモニーを堪能できるミディアムチューンやキュートな表情が垣間見えるポップな楽曲を中心に構成。この季節にぴったりのバラードソング『Colors of the season』や、力強いミディアムチューン『Run with Me』『Fire』で、会場全体を優しく包み込んだ。

その後、ファンタジックな世界にステージチェンジ。メンバーはポップでカラフルな衣装で登場し『LUCKY STAR』『Boys Meet U」』などを披露。お茶目なキャラクターを全開にし、ステージを駆け回るメンバーの表情から目が離せない。

続けて高揚感に満ちたダンスチューン『Everybody』から、ライブは後半戦に突入。『Breaking News』『JULIETTE』『LUCIFER』を立て続けに披露し、息つく暇もないほどにダンスチューンを畳み掛け、後半戦を一気に駆け抜けた。

本編最後で披露されたアルバムのリード曲『Downtown Baby』では、息の合った軽快なダンスを披露。5人のハッピー・オーラ満載のパフォーマンスに、会場は笑顔の花が満開に。

このツアーでライブ初披露となった楽曲をふんだんに織り交ぜ、アンコールを含めて全25曲を熱演。アンコールを終え、30公演を全力で駆け抜け感極まったメンバーから、想いが言葉になって溢れだした。

「30公演のライブは今日で終わりますけど、皆さんのおかげで、すごく楽しかったです!」「来年のライブが今からもう楽しみです。期待してください!」「東京ドームでまた会いましょう!」メンバー5人は客席に何度も何度も感謝の言葉を投げかけ、会場にいる全員に届くように大きく手を振ってステージをあとにした。

9月から10月まで開催されたホール会場での公演では、『I'm Your Boy』というタイトル通り、より近い距離で日本全国のファンと想いを繋いできたSHINee。11月から12月までのアリーナ会場では、そのファンとの絆をより大きく育て、全30公演で歌、ダンス、5人のコンビネーション、バンドやダンサーとの一体感が格段に増したパワフルなステージで観客を魅了した。

SHINeeは今後、今回のツアーのスペシャルバージョンとして、来年3月14日(土)・15日(日)の2日間、自身初となる東京ドーム単独公演を開催、約10万人動員予定だ。東京ドームはSHINeeがデビューの頃から目標にしてきた夢のステージ。今回の密度の濃い30公演のステージで培われた逞しい彼らのステージに加え、3月にリリースが予定されている新曲の披露やスペシャルなパフォーマンスにも、更なる期待が高まる。2015年に開催されるこの公演は、SHINeeにとってもファンにとっても、特別な2日間になるであろう。

ライブ情報

「SHINee WORLD 2014~I'm Your Boy~ Special Edition in TOKYO DOME」
2015年3月14日(土)・15日(日) 東京ドーム

リリース情報

SHINee 11th シングル(タイトル未定) 2015年3月11日(水)発売予定