福井銘菓を紹介します。まず、特産品の絹織物である羽二重にあやかって名付けられた羽二重餅。

砂糖と水飴をまぜたお餅で、見た目に違わぬ上品なあっさりとした甘さです。綿梅堂の羽二重餅600円(15個入り)。

つづいては水羊かんです。夏のイメージが強い和菓子ですが、福井では季節を問わず食され、今であればこたつで食べるのも当たり前とか。薄切りの食べやすいサイズにあらかじめ切られています。えがわの水羊かんは630円(520g)。

福井が誇るご当地グルメのソースカツ丼。
全国にソースカツ丼は多くありますが、福井のそれはキャベツの千切り等の野菜はありません。薄い衣で揚げたカツをウスターソースにぐぐらせシンプルにごはんに載せたもの。イートインの茶屋コーナーと実演の両方で食べられます。

同じく茶屋コーナーで食べられるのが越前そば。削りガツオ、ネギなどを添えたおろしそばです。1人前600円。お昼ごろには席も埋まりにぎわっていました。

ひらやま・たく 編集者/クリエイティブ・ディレクター。ファッション誌、ライフスタイルサイト、ニュースサイト編集を経て独立。Local Design代表。現在はメディア編集や食品や観光ブランド開発など、“都市と地域をつなぐ”“ネットとリアルをつなぐ”をコンセプトに仕事をしています。