『6才のボクが、大人になるまで。』 (C)2014 boyhood inc./ifc productions i. L.L.c. all rights reserved.

オバマ大統領が今年一番気に入った映画は、リチャード・リンクレイター監督の『6才のボクが、大人になるまで』。People誌のインタビューで大統領自身が明かした。

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400万ドルの低予算で、12年かけて撮影した『6才のボク~』は、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』と並んで、来年のオスカーの最有力候補と考えられている。ニューヨーク、L.A.、ワシントンDCの映画批評家から今年のトップ作品に選ばれたほか、来月のゴールデングローブ賞でも5部門でノミネートされている。

ミシェル夫人は今年のベスト作品を語っていないが、『ゴーン・ガール』について触れ、「原作小説を2年ほど前に読んだが、本のほうが映画よりよかった」とコメントした。

文:猿渡由紀