ソニー、メガネに装着できる片眼用有機ELディスプレイを開発、CESに展示

2014.12.18 18:13配信
片眼用ディスプレイモジュール

ソニーは、12月17日、さまざまなデザインのアイウェアを画像情報を表示するウェアラブル端末として使える片眼用ディスプレイモジュールを開発したと発表した。2015年1月6~9日に米国ラスベガスで開催する「2015 International CES」に展示するほか、2015年内の量産を目指す。

独自の有機EL技術と半導体シリコン駆動技術によって実現した世界最小クラスの0.23インチ超小型高精細カラー有機ELディスプレイモジュール。超小型ながら解像度は640×400ピクセルで、1万:1の高コントラスト比によって黒をより深く表現するとともに、sRGB色域を100%カバーするメリハリある色彩豊かな映像を表示する。

開発したパネルは、画素の配列を最適化することで遮光部を最小化して画素サイズを小さくするとともに、開口率を向上することによって、屋外での使用で求められる輝度の維持や小型化を両立している。

超小型専用光学ユニットを搭載し、晴天下でも暗い室内でも照度環境に関係なく、高画質な映像の投影を実現する。映像は視野角換算では対角13°と、2m先の16インチディスプレイに表示した映像と同等なので、実世界の視界を妨げず、必要な情報を表示するサブウィンドウとして利用できる。

このほか、スマートフォン相当の処理能力を備えたプロセッサ、無線機能、各種センサを搭載した制御基板を高密度実装技術によって小型化することで、高機能と小型・軽量化を両立した。

アプリケーション開発のためのソフトウェア開発キット(SDK)も用意。専用アプリによるモジュール単独での使用や、無線接続したスマートフォンからの操作ができる。

ソニーは、豊富な演算機能と無線機能を生かして、クラウドデータと連携したアプリケーションやインフラシステムと連携したアプリケーションなど、アイウェア型ウェアラブル端末の新たな用途の開拓を目指す。

CPUはARM Coretex-A7を採用し、対応無線通信はIEEE802.11b/g/n準拠の無線LANとBluetooth 3.0+High Speed。バッテリ容量は400mAh。重さは約40g(ディスプレイ表示部は約22g)。

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