『ラ・カージュ・オ・フォール』キャスト一同 『ラ・カージュ・オ・フォール』キャスト一同

来年2月より東京・日生劇場で上演されるミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール』の30周年キャストお披露目会が12月17日、都内で行われ、主演の鹿賀丈史、市村正親をはじめ、相葉裕樹、愛原実花らが登壇した。

ミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール』公演情報

ゲイクラブの経営者ジョルジュ(鹿賀)とクラブの看板スター、ザザことアルバン(市村)のゲイ夫婦を中心に巻き起こる騒動を描く舞台。1983年にブロードウェイで初演され、トニー賞6部門を受賞したヒット・ミュージカルだ。日本では1985年の初演から様々なキャストで繰り返し上演されてきた。鹿賀と市村のコンビでの上演は2008年以来3度目となる。

市村と鹿賀は、劇団四季時代からの盟友。市村は「丈史とは42年くらいの付き合い。『イエス・キリスト=スーパースター』の頃からですが、『こんなに長い付き合いの中で、こんなに見つめ合う作品も初めてだよね』と最初の頃は言っていました」と6年前、初めて夫婦役を演じた頃を振り返る。鹿賀は「いっちゃんとまさか夫婦はやらないだろうと思っていたが、やってみると普通のお芝居と同じ。ゲイを描いているのではなく人間を描いているすばらしい舞台」と作品を紹介しながら「いっちゃんも言ってましたけど、確かにこうして、ジーっと見つめ合っていると『ああやっぱり老けたな』と思ったりしながら芝居をしてます」と笑う。これには市村も「今回はそういうこと考えないでやろうね。今おまえ、そんなこと考えてるんだと思っちゃうから」と苦笑いだった。

公演は2月6日(金)から28日(土)まで東京・日生劇場、3月6日(金)から8日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。両公演ともにチケット発売中。