会見より 会見より

数々の名作を上演してきた世界的なエンターテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」。日本最新作「オーヴォ」はポルトガル語で「卵」を意味し、昆虫に扮したアーティストたちが神業パフォーマンスを披露するシルク初のファンタジー作品。東京、大阪を経て、現在は名古屋で上演中。全世界で観客動員400万人を超え、2月に福岡に上陸。12月11日には福岡市内で記者発表が行なわれ、キャスターの小倉智昭と元・AKB48の篠田麻里子もスペシャルゲストで登場。「オーヴォ」の魅力をアピールした。

「オーヴォ」公演情報

台湾と日本で計4回観たという小倉は「どんな場所から観ても面白くて。俯瞰で観るのも間近で観るのも楽しい。4回じゃ足りない」、計3回観たという篠田も「観る度に印象が違う。パンフレットも読み込んで、2回、3回観ていくうちに、どんどん新しい魅力に気がつく」とふたりは熱弁をふるった。

ビッグトップツアーショー史上かつてないスケールのアクロバットも話題。中でも小倉のお気に入りは、クモが糸を辿るように揺れるワイヤーの上で脅威の技を見せる「スラックワイヤー」。「普通の綱渡りでもハラハラするのに、たるみがあるんだよ。自分は絶対にやりたくない」と語る小倉に「実は綱渡りに憧れていて、昔鉄棒で練習したけど全然できませんでした」と篠田が回想する場面も。そんな篠田はコオロギ集団の華麗な空中技「ウォール」がお気に入り。巨大な壁をジャンプしたり横に走るなど縦横無尽に動きまわる演目だ。「やはり大人数でやる演目が特に好き。フォーメーションが凄い。よくぶつからないな」とAKB時代を思い出しながら語った。

当日はシルク史上初の日本人主役・フォーリナーを務める谷口博教さんも会場に登場。他にもシルクのアーティストによる演目披露もあり、その技の美しさに会場中が静まり返る場面も。改めて感動したと語る篠田は「アクロバティックなパフォーマンスはもちろんだけど、可愛いストーリーやカラフルな衣裳など見どころがたくさん。自分たちがミクロの世界に入った感じになれます」、小倉も「ステージの周りに大きな花があって、そこから香りがしたり。ファンタジーだけどリアルだね。本当に素晴らしいショーなので福岡でもたくさんの方に観て欲しい」と笑顔で締めくくった。

公演は2月1日(日)まで名古屋ビッグトップ(ナゴヤドーム北)にて、2月20日(金)~4月5日(日)福岡ビッグトップ(筥崎宮外苑)にて、4月23日(木)~6月7日(日) までは仙台ビッグトップ(あすと長町)にて上演。チケットは名古屋、福岡公演は発売中。仙台公演は12月31日(水)までプリセール中。1月17日(土)一般発売開始。