「PW-SB2」(左)と「PW-SA2」

シャープは、カラー電子辞書「Brain」シリーズの新製品として、あいまいな記憶から言葉を探す「あいまいチェック」機能や音声入力への対応など、検索機能を強化した大学生・ビジネス向けの「PW-SB2」と生活・教養モデル「PW-SA2」を2015年2月6日に、高校生向けの「PW-SH2」と中学生向けの「PW-SJ2」を2015年1月23日に発売する。

検索時に調べる言葉の候補を表示することで、間違って覚えた言葉や、複数の読み方がある言葉でも内容を確認して検索できる「あいまいチェック」機能を搭載。キーボードや手書き入力に加えて音声入力にも対応し、複数の内蔵辞書を用いた検索ができる「一括検索選択モード」を備える。

落下や過圧、振動といった衝撃に強い堅牢構造の「パワーボディ」は、アルミ合金液晶フレームを従来機種「PW-SH1」と比較して約30%強化しているので、安心して持ち運ぶことができる。また、操作方法によってスタイルを変更できる「360°オープンデザイン」を採用。5.2インチ液晶ディスプレイ(解像度800×480)を搭載する。

二つの辞書を並べて比較する「2画面検索」や、直感的に次々と言葉の意味を調べる「なぞって&タッチ」、紙のノートのように書き込む「ノート」、録音や発音チェックに使用できる「ボイスメモ」など、多彩な機能を備える。

電子辞書用コンテンツを販売するオンラインショップのブレーンライブラリーは、第2外国語コンテンツを大幅に増強。要望の多かった中国語や韓国語コンテンツに加えて、フランス語や英語専門辞書の最新版を販売する。

内蔵メモリは約500MBで、対応メディアはmicroSDHC/microSDカード。連続表示時のバッテリ駆動時間は約70時間。サイズは幅152.4×高さ18.2~18.7×奥行き96.5mmで、重さは約300g。

大学生・ビジネス向けの「PW-SB2」は、『リーダーズ英和辞典 第3版/リーダーズ・プラス』『新和英大辞典 第五版』(研究社)、『ロングマン現代英英辞典 6訂版』『LONGMAN Collocations Dictionary and Thesaurus』(ピアソン・エデュケーション)、『ATR CALL TOEICテスト対策』(ATR Learning Technology)、『はじめての新TOEICテスト全パート総合対策』(アスク)、『完全攻略!TOEFL iBTテスト』(アルク)、『1週間でマスター 時事&一般常識の完璧対策 2015年度版』(日経HR)、『内定勝者 私たちはこう言った!こう書いた! 合格実例集&セオリー 2015 面接編/エントリーシート編』(PHP研究所)など、計120コンテンツを収録する。

カラーは、ブラック、ブルーの2色。価格はオープンで、税別の実勢価格は3万8000円前後の見込み。

生活・教養モデルの「PW-SA2」は、『日本語大シソーラス 類語検索大辞典』(大修館書店)、『接客指さし会話帳 4カ国18業種対応』(情報センター出版局)、『アナウンサーが読む 聞く教科書 山川詳説日本史/世界史』(山川出版社)、『NHKラジオ講座 基礎英語1~3 for Brain』(NHKエデュケーショナル)など、計120コンテンツを収録する。

カラーは、ホワイト、ブラック、ピンクの3色。価格はオープンで、税別の実勢価格は3万4000円前後の見込み。

高校生向けの「PW-SH2」は、『総合英語Forest 7TH EDITION』(桐原書店)、『ATR CALL for Brain』『ATR CALL TOEICテスト対策』『ATR CALL 理工系学生のためのCOCET』(ATR Learning Technology)、『完全攻略! TOEFL iBTテスト』(アルク)、『アナウンサーが読む 聞く教科書 山川詳説日本史/世界史』(山川出版社)、『ジーニアス英和/和英辞典』(大修館書店)、『ウィズダム英和/和英辞典』(三省堂)、『オーレックス英和/和英辞典』(旺文社)、『ロングマン英語アクティベータ』(ピアソン・エデュケーション)など、計150コンテンツを収録する。

カラーは、ホワイト、ブラック、ピンク、ブルー、グリーンの5色。価格はオープンで、税別の実勢価格は3万8000円前後の見込み。

中学生向けの「PW-SJ2」は、『ATR CALL for Brain』(ATR Learning Technology)、『レインボー英和/和英辞典』(学研)、『英検過去6回全問題集』『英検でる順パス単』(旺文社)など、計120コンテンツを収録する。

カラーは、ホワイト、グリーンの2色。価格はオープンで、税別の実勢価格は3万4000円前後の見込み。

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