『KANO~1931海の向こうの甲子園~』ポスタービジュアル(C)果子電影

永瀬正敏が主演する映画『KANO~1931海の向こうの甲子園~』のポスタービジュアルが公開された。映画は、甲子園に出場した台湾代表の弱小チームが起こす奇跡を実話を基に描いた作品で、ポスターには栄誉顧問として王貞治氏と郭源治氏の名がクレジットされている。

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本作は、日本統治時代の台湾から甲子園に出場した嘉義農林学校野球部(KANO)の実話を日台混合キャストで映画化したもの。日本人、台湾人、台湾原住民の3民族からなる弱小野球部が、甲子園で快進撃を繰り広げていく様を描く。チームを率いる監督・近藤兵太郎を永瀬が演じるほか、坂井真紀、ツァオ・ヨウニン、大沢たかおらが出演する。

本作は、台湾で今年の2月に公開され大ヒットを記録。先日行われた台湾のアカデミー賞と呼ばれる金馬奨では、批評家が選ぶ国際映画祭批評家連盟賞と、観客が選ぶ観客賞をダブル受賞した。

日本と台湾の野球界に多大な貢献をした王氏と郭氏は“日本と台湾の野球の架け橋となる映画に”という願いを込めて栄誉顧問に就任。このほかポスターには、総顧問に嘉義農学校野球部OB会会長の蔡武璋氏、脚本顧問として脚本監修をつとめた林海象氏の名も書かれている。

『KANO~1931海の向こうの甲子園~』
2015年1月24日(土)新宿バルト9ほか全国公開