『きっと、星のせいじゃない。』 (C)2014 TWENTIETH CENTURY FOX

ジョン・グリーンのベストセラー小説を実写映画化し、全米興収ランキングで首位に輝いた感動作『きっと、星のせいじゃない。』の予告編映像が公開になった。本作はアメリカだけでなく、イギリス、スイス、ドイツ、オーストラリアなど世界各国で公開され、熱狂的なファンを生み出しているラブ・ストーリーだ。

『きっと、星のせいじゃない。』予告編

本作は、末期ガンで学校にも行けず友達もいないヘイゼル・グレースと、片脚を切断して骨肉腫を克服したガスの切ない恋と運命を描いた作品。シャイリーン・ウッドリー(『ファミリー・ツリー』『ダイバージェント』)とアンセル・エルゴート(『キャリー』)が主演を務めている。

ニューヨーク・タイムズの2012年のベストセラーリスト第1位に輝いた小説を映画化した本作は、海を超えて世界各国で人気を獲得した。予告編の冒頭で映画を観て笑い、涙を流し、ポスターの前で記念撮影をしているのは実際に映画館に足を運んだ観客たちだ。続いて登場する本作の主人公グレースは学校に行かず、テレビを観て通院して薬を飲むだけの単調な毎日を繰り返していたが、ガン患者の集会でガスに出会い、ふたりは恋に落ちる。

その後、ヘイゼルとガスはお互いを想い、繰り返し会ってお互いを知り、どこかに出かけるたびに思い出が増えていく……ふたりは病を抱えているが、本作に描かれているのは誰もが経験し、誰もが切ない想いをした“恋愛”そのものだ。本作の脚本を手がけたスコット・ノイスタッターとマイケル・H・ウェバーは、『(500)日のサマー』の脚本を執筆したコンビで、本作でも『…サマー』同様、少し変わった設定を用いて観客の誰も共感でき、少し痛いところをつかれ、最後には感動できるラブ・ストーリーを描き出している。

『きっと、星のせいじゃない。』
2015年2月20日(金) TOHOシネマズ 日本橋他全国ロードショー