ピラミッドは“墓”じゃない! 映画『ピラミッド…』監督が力説

2012.1.30 19:41配信
『ピラミッド 5000年の嘘』座談会の様子

古代エジプト文明の知られざる新事実に迫った衝撃のドキュメンタリー『ピラミッド 5000年の嘘』が2月18日(土)から日本公開されるのを前に、パトリス・プーヤール監督が来日し、考古学の専門家たちとの座談会に出席した。

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本作は、世界四大文明のひとつ古代エジプト文明の象徴で、紀元前2700~2500年代に建造されたと伝えられているクフ王の墓、ピラミッドにまつわる“誰も知らなかった真実”を37年間にわたり調査・研究、6年間かけて検証して捉えたドキュメンタリー作品。

プーヤール監督の来日を記念した座談会には、考古学ジャーナリストの倉橋日出夫氏、サイエンスエンターテイナーの飛鳥昭雄氏が出席し、月刊『ムー』編集長の三上丈晴氏が司会を務めた。座談会ではまず、プーヤール監督が「公式な撮影許可をとっていなかったから大ピラミッドの中を撮影するときは、インディアンのような格好をして王の間に近づき、私たちの仲間のひとりが歌を歌い、一緒に着いて来た護衛があきれて帰って行くのを待って、内部の様子をカメラに収めたり、レイザーで寸法を図ったりと、夜明けまでゆっくり撮影しました」と撮影を振り返る場面からスタート。続いて、“ピラミッドは王の墓か?”という質問が出されると、出席した全員が×印を掲げ、飛鳥氏が「おかしい!(ピラミッドの)壁に文字がないんですよ。あれは完全な神殿です」と言い切ると、プーヤール監督は「ピラミッドの中からクフ王のミイラが見つかっていない。この建築には当時の道具を使ったとすれば、きっと100年くらいかかっただろう。でも、クフ王の統治期間は最大でも29年。なので墓ではないと思う」と解説した。

また、“ピラミッドは結局何のために作られたのか?”という質問について倉橋氏は「未来へのメッセージ。我々すら気付いていないような一種の神秘。宇宙、神、人間……こういったものをメッセージとして秘めているんじゃないかな」と語り、プーヤール監督は「ピラミッドに関して、世界中に『解いてみろ!』と言わんばかりのヒントがばら撒かれている。例えば、中国では漢字の中に“何かしらのメッセージ”があり、日本では神殿の中に黄金率を秘めている。フランスにモンサン・ミッシェルという教会がありますがその高さはピラミッドと数センチ違うだけ。このような謎が世界中にばらまかれていますが、ある日どこかでみんなが集まってすべての謎が解ける日が来るのではないかと思う」とコメント。さらに監督が「エジプト学者たちが変な考えで伏せようとしていた謎は必ず解くことができる!」と高らかに宣言するなど、イベントでは終了時刻まで熱い議論が交わされた。

『ピラミッド 5000年の嘘』
2012年2月18日(土)新宿バルト9、丸の内TOEIほか全国ロードショー

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