新モデルTravis Touch。ディスプレイが前モデルより大きくなった。使い勝手を改良し、対応言語を大幅に増やした

オランダの自動翻訳機ベンチャーTravis the Translatorは7月31日、105か国語以上に対応する自動翻訳機の新モデル「Travis Touch」をクラウドファンディングサイト「INDIEGOGO」で発表した。この9月に発送を開始する予定。 送料と税別価格は269米ドル、450個限定のSuper Early Birdが149米ドル。日本からは、送料21米ドル込みで170米ドルから購入できる。本体に加え専用ポーチ、ストラップ、ソフトウェアの無料アップグレード、期限なしのサポートも含む。ネット接続前提の製品だがSIMカードは付属しないため、ユーザーが各自で用意する必要がある。目標出資額の5万米ドルには、公開からわずか16分で達成。8月2日現在で、すでに18万4000ドルの出資を集めている。

Travis Touchの最大の改良点は大きなディスプレイ。前モデルで1.3インチしかなかった円形から、2.4インチの縦長ディスプレイに変更し、より操作性を高めた。Google、IBM、Microsoftなどをはじめとする16の翻訳エンジンを統合し機械学習を行うAIと組み合わせて機能させることで、対応言語も前モデルのおよそ80か国語からおよそ105か国語に拡大。また、音声だけで翻訳する言語を選ぶこともできる。

このほか、最大11台と接続できるポケットWi-Fi機能やワイヤレス充電機能も搭載。海外旅行の必携アイテムになりそうだ。

最大の特徴は、複数の翻訳エンジンを統合し、1つのハードウェアとしてまとめ上げた点。これまで世界で11万台販売した前モデルでは、ディスプレイも小さく操作が複雑で分かりにくい点もあった。同社のGregor Noltes 最高マーケティングオフィサーが「Travis Touchの主な改善点はハードウェアとユーザビリティ」と話すとおり、新モデルではディスプレイに表示された国旗下にあるボタンを押してその国の言語を話すだけ。スピーカーも改良し、音声もより聞き取りやすくなった。(BCN・道越一郎)

「ウレぴあ総研」更新情報が受け取れます