浦和レッズ (c)URAWA REDS 浦和レッズ (c)URAWA REDS

オズワルド・オリヴェイラ監督は「我々のキャリアを豊かにしてくれる試合となった」と高らかに宣言した。8月1日、川崎フレンターレに勝利した試合後のことである。さらに指揮官は「このクラブでの仕事を誇りに思う。選手たちの聞く耳と規律を守る姿勢は最高レベルにあると思う」と胸を張った。

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名将がこれほどまでに選手を称えるのには理由がある。浦和が7月28日にサンフレッチェ広島とのアウェイ戦を戦ったのに対し、川崎Fは前節が台風により試合中止となり休養十分。中3日と中9日。浦和はコンディションの圧倒的なビハインドを気温31度、湿度60%という酷暑の中、跳ね返したのだった。この日7年連続ふたケタ得点となる先制点をマークした興梠慎三は自身のゴールよりも「主導権を長い時間握られる展開の中、よく守備陣が守ってくれた」とディフェンス陣を労った。好セーブを連発したGK西川周作も「みんなの寄せがあるからこそ、自分自身も止められる。暑い中で、みんな本当にハードワークしていた。そのがんばりを見て、それぞれに責任感も生まれる」とDF陣の奮闘を語った。

第18節は首位を独走する広島を4-1で粉砕。第19節は守備に追われる苦しい展開ながら川崎Fから2-0の勝利を収めたのだ。これで『明治安田生命J1リーグ』再開後は3勝1分と負けなし。中断前14位に甘んじていたが、順位を暫定7位まで上げてきた。

8月5日(日)にはV・ファーレン長崎をホームに迎える。そして、同日には9月1日(土)・セレッソ大阪戦、23日(日・祝)・ヴィッセル神戸戦、30日(日)・柏レイソル戦のチケットが発売となる。

神戸戦はイニエスタの埼スタ登場が話題を集める。9月23日(日・祝)のゲームは、イニエスタの関東圏での2試合目となる。しかも、8月19日(日)・Shonan BMW スタジアム平塚での湘南ベルマーレ戦のチケットはすでに予定枚数終了となっている。イニエスタをこれから関東圏で見ようと思ったら、9月23日(日・祝)・埼玉スタジアム2002が最速となるのだ。しかも、当日は戦線離脱しているFWポドルスキとの揃い踏みも果たされることだろう。23日(日・祝)の神戸戦はレッズサポーター、ヴィッセルサポーター以外の注目も集める。

また9月30日(日)・柏戦では通常子ども料金の設定のないS指定席、SB指定席に小中高生料金を設定。さらに限定オリジナルグッズも付いてくるのだ。

『明治安田J1』浦和×長崎は8月5日(日)・埼玉スタジアムにてキックオフ。同じく埼スタで開催される9月1日(土)・C大阪戦、23日(日・祝)・神戸戦、30日(日)・柏戦のチケットは8月5日(日)午前10時より一般発売。いよいよ浦和の逆襲が始まる。