何にも手につかない時間

失恋直後は、多少自分に甘くなった方が、心と体にはいいと思います! 何も手に付かない、何もできない自分を許してあげます。失恋直後、私なら「大失恋をしたので、ちょっと休憩させてください。復活したら、休憩した分、頑張りますから…」と、手に付かないことを許します。もちろん、限度はありますが(取り返しがつかなくなるまで何もしないのはダメです)。

例えば、失恋したあなたを心配する友人は「食べなきゃダメだよ」と気遣ってくれると思いますが「餓死しなければ、とりあえずOK」です。無理して食べなくていい。また、仕事が手に付かなくても、自分を責めない。本当は“失恋休暇”を取るのがベストですが「失恋ごときで仕事は休めない」と考える人がほとんどだと思うので、出社だけはして、会社に迷惑がかからない程度に仕事をセーブすればいい。前日お酒を飲み過ぎて仕事ができない、二日酔いの人に比べれば、失恋で仕事ができないのは“正当な理由あり”です。

 

癒され期

友人に話を聞いてもらったり、慰めてもらう時間も、失恋から上手に回復するためには必要です。忙しい友人を「失恋の愚痴に付き合わせて悪いなぁ」なんて思わず「フラれたー!甘えさせてー」と泣きついて「よしよし、ツラかったね」と慰めてもらえば回復も早いです。

これも、私の経験ですが、友人に「素敵な彼だったもんね。悲しいよね」と言われ、一緒に泣いてもらったときに「こんな友達がいる私、かなり幸せじゃない?」と、失恋の痛みが和らぎました。恋人は一時。友情は永遠。

何時間も、失恋話に付き合ってくれた友人への感謝は忘れずに! もし、その友人がツラいときにはしっかりと寄り添ってあげましょう。