ママへの気遣いが芽生えて

「息子は今4歳。そういえば、荷物が多いときにいっしょに持ってくれたりするようになりました」

天使の4歳になってから、ママを気遣ってくれるようになったという子も。ママにお世話される一方だった赤ちゃんを卒業して、ときにはママの力になれる“おにいちゃん”に成長したのですね!

大人の事情を理解

「以前は外に出る度に『ジュース!』と駄々をこねていた息子。

5歳になるかならないかの頃、保育園の帰りに自販機を指して『ジュース飲みたい』と言うので、『お母さん、○○がほしがるたびにジュースを買えるほどお金持ちじゃないの。お休みの日だけにしてくれる?』と言い聞かせてみたら、すんなり『わかった。そうする』と答え、それから無理なおねだりをすることがなくなりました。

たまに『ママ、お金ある?困ってない?』と心配してくれることもあり、本当のこととはいえ、貧乏アピールしすぎたとちょっと反省…」

4歳以上になると、大人の話や状況を理解する力も発達してくるようです。ママは反省しているようですが、この例では、ひんぱんにジュースを買えない理由をきちんと正直に説明したのがよかったのではないでしょうか。

「物を買うにはお金が必要」という世の中の仕組みを理解し始めた時期でもあったのかもしれませんね。

2歳児を諭す天使も!?

「次女は2歳のとき、自己主張があまりに激しく、一度泣いたら1時間泣き続けるなんてことが日常だったので、つい叱ってしまうことがよくありました。

そんなとき2歳差の長女が『◯◯ちゃん、ママはね、意地悪で言ってるんじゃないのよ、◯◯ちゃんに立派な大人になってほしいから言ってるのよ』と諭してくれていたのを思い出しました」

なかには「魔の2歳児」をやさしく諭す「天使の4歳」も!「4歳って、こんなに大人なの!?」と感心させられます。

このママによると、「長女はもともと魔の時期があまりなく、天使の4歳だからというより、単におっとりした性格だっただけかも」とのことですが、こんなお姉ちゃんがいたら心強いですね。

まとめ

「天使の4歳」は、魔の2歳、悪魔の3歳のようにその兆候がはっきりと訪れるわけではなく、時期や言動にも個人差があるようですが、「そういえば、あの頃が天使の時期だったかも…」というママの声はたくさん聞けました。

ただし、こんな声も。

「4、5歳の頃はたしかにわりと聞き分けがよかったけど、6歳頃になったら、強めに注意すると『前はこう言ってたのになんで今日はダメなの?お母さんは間違ってる!』などと理屈で反論してくるようになり、プチ反抗期に突入したと感じています」

どうやらやっと訪れた天使の時期も、一瞬で過ぎ去ってしまうようです……。

さらに、中学生以上の子を持つママからは、「思春期特有の反抗期を思えば、魔の2歳児の時期ですら、天使だったと思える」「子どもが10代になった今となっては、幼児期まるっと天使のように思えるんですが…」といったご意見も。

いずれにしても、「天使の4歳」は貴重な時期。子どもと意思の疎通ができるようになってラクになってきたなと感じたら、いっしょに遊んだりお出かけしたり、料理をつくったりと、子どもとの時間をより積極的に楽しみたいですね。

京都在住ライター。私大文学部を卒業し、会社勤めを経てフリーライターに。東京都内で活動した後に、京都市左京区に引っ越し出産。その後は京都で子育てをしながらライター業を続ける。インタビュー・取材記事をはじめ、カルチャー、ヘルスケア、生活などのジャンルで幅広く執筆。