時には、豪華なゲストが登場したりも……!

東京ドームという広大な空間を活かし、外国人選手がハーレーに乗って場内に現れたり、名作映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』をモチーフにしたKUSHIDA選手とアレックス・シェリー選手のタッグチーム"タイム・スプリッターズ"が映画の中に登場するデロリアンと共に入場してきたこともありました。

こういった具合に、ドーム大会を彩る各演出はアトラクション性も抜群! 試合以外の部分でも全力で楽しませにきてくれるんです。

そして、時には豪華なゲストが選手の試合に華を添えてくれることも……。例えば、2013年の大会では、歌手の中村あゆみさんが彼女の歌をテーマ曲に使用している鈴木みのる選手の入場時にリングに上り、生歌で鈴木選手が入場を行うというサプライズがありました。

また、スラッシュメタルバンド、MEGADETHの元メンバーであり、近年では音楽評論家、タレントとしても人気者なギタリスト、マーティー・フリードマンさんと棚橋選手が共演をしたことも。

更に、今回の『WRESTLE KINGDOM』では、"イッテンヨン大使"として、元大リーガーの石井一久さん、人気バンド・SEKAI NO OWARIのメンバーであるDJ LOVEさん、ベテラン俳優の梅沢富美男さん、AKB48の倉持明日香さん、タレントの眞鍋かをりさんという5人の芸能人の皆さんが今大会の宣伝部長に就任。

こういったゲストやタレントさんの起用も盛り上げにひと役買ってくれますし、プロレスを知らない人にも親しみやすさを生み出してくれます。

趣向を凝らしたド派手な演出によって、毎回観客を驚かせてくれる新日本プロレスの東京ドーム大会。果たして、今年はどんな"仕掛け"が行われるのか? 是非とも、会場にてライブで体験をしていただきたいと思います!
 

ドーム興行ならではのタイトルマッチによる激闘を生で観て欲しい!

そして、東京ドーム大会を語る上で欠かせないのが、その試合カードの豪華さです。1年で一番最初の興行である東京ドーム大会ですが、新日本プロレスの1年の闘いは、このイベントを終着点であり出発点としています。

どういうことかと言いますと、前年の各試合を通して生まれたドラマや因縁、それらがひとつの大きな物語となってこの大会で"決着戦"として行われ、そして、そこから1年に渡る新たなストーリーが始まりを告げるのです。

いうなれば、広大な大河ドラマの最終回と新章の始まりを同時に目にすることが出来るのがこの『WRESTLE KINGDOM』。当然、各試合もいずれもドラマ性の高い、出し惜しみ無しの豪華カードが揃うことになります。

それらのドラマの中心となるのは各種のチャンピオンベルトとレスラー同士の因縁です。現在、新日本プロレスには、棚橋選手が保持する団体最高峰の権威と歴史を持ったIWGPヘビー級のベルトを筆頭に複数のチャンピオンベルトがあります。そして、今大会では全てのベルトでタイトルマッチが行われるのです!

このプレミア感は、プロレスをご存知ない方にはちょっと伝わりづらいニュアンスかもしれません。ただ、シンプルにこう考えてください。タイトルマッチとなるとベルトの為に各選手が全力でぶつかり合うわけですから、試合内容も激しく、熱く、そして凄いシーンが続出します。つまり、たった1枚のチケットで、"凄い試合""おもしろい試合"を沢山観ることが出来るチャンスなのです!

「そんな沢山のベルトの名前、覚えられないよ……」とか「試合を初めて観るのに、選手の因縁なんて分からないよ……」とお思いの方もご安心ください。ここで、試合を楽しむ為の重要なサポートアイテムになってくれるのが、前述の"煽りV"。

試合前に、映像で各選手が闘うことになったいきさつや見どころを分かりやすく解説してくれます。新日本プロレスは、近年、映像関係にも非常に力を入れており、毎回VTRのクオリティも高いです。煽りVというイントロダクションがあるおかげで、初観戦の方でもスムーズに試合に入っていけること請け合いです!