2)瞑想&ぼーっとする

脳は24時間、不眠不休で活動しています。常にフル出力で稼働させていると、それがストレスにもなってしまいます。

瞑想などは、脳の出力を抑えるのに効果的です。堅苦しく考えなくていいので、5〜10分程度、座って目を閉じて呼吸に意識を向けるようにしてみてください。意外なほど、頭がスッキリする感覚を味わえるはずです。

3)1日に1つやらないことを作る

ドクターから「自分では平気と思っていたりする、些細なことがストレスになっていることもあるから」と言われてから、“1日に1つやらない”を実践しています。

例えば小さいことですが、「Instagramを見ない」。その日1日はInstagramを見ないようにして、自分の体調や気持ちの変化を観察するのです。特に変化がない場合は、ストレス要因になっている可能性は低く、体調やメンタルに変化がある場合はストレス要因となっている可能性が高いと考えていいでしょう。

私が実践して分かりやすかった例は、仕事。現在、昼職も夜職もやっているので、昼を休んでみたり夜を休んでみたり、仕事量を調整してみたりと色々試してみたのです。すると、

昼の仕事は休むのも減らすのも、どこか焦燥感を感じてしまったので「続ける方がストレスになりにくい」と分かりました。夜の仕事は休むことにものすごく抵抗を感じ、かといって出勤を増やしすぎるのもストレスに……。結果として、仕事に出る回数を週2回に抑えることが一番心地よいことを知ることができたのです。

「しんどいなら仕事を“とりあえず”休もう」と思う方は多いかもしれませんが、それが逆にストレスになることもあります。ストレスを感じるポイントは、人それぞれ。意外なことがストレスになっていることもあるので、一度試してみてくださいね。

4)何もない広い空間に行く

瞑想などとつながる部分でもあるのですが、物理的な部分もメンタルに影響を及ぼしてくるそう。「ここまで書かれたことですら、実践する気が起きない」という方は、まずは何もないだだっ広い空間に行くのがオススメです。

うまくいかない時は、どうしても視野が狭くなってしまうと思います。また、物理的に狭い空間は、思考の幅を狭くさせる要因のひとつにもなっているのではないでしょうか。

360度ひらけた空間で過ごすと、毎日に追われて気づかないうちに忘れていたことを思い出したり、モヤモヤや「これからどーしようかな」などということにきちんと決着をつけられたり、心をしっかり洗濯する手助けをしてくれたりするのです。

実際、私はお休みを作って海に行ってから、不思議とめまいの症状が数日収まりました! 根本的な解決にはならないかもしれませんが、症状改善への後押しにはなってくれるのではないでしょうか。

「仕事だから」、「忙しいから」と私のように不調やうまくいかないことと向き合わないでいると、現状よりも悪化する可能性が高いです。うまくいかない=どこかで歪みが生まれている証拠。どうにかしないと、これから歪みがどんどん大きくなってしまって、体にもメンタルにもより負担がかかることになってしまいます。

大事なのはやってみること。ちょっとでも不調を感じているのであれば、1つでいいので試してみてくださいね。あなたの不調が改善されることを祈って。

ライター・コラムニスト。1988年生まれ。大学卒業後にマスコミ業界3社で働くが、行く先々でパワハラに遭い、退職。引きこもりになったのをキッカケに、ライターに。キャバ嬢として年間500名以上の男性を接客した経験や半年で25キロのダイエットに成功した経験などを活かした、恋愛・美容系記事が得意。その傍ら、フリーランスやライターになりたい方向けの相談に乗る個別セッションをおこなっている。「体内時計をコントロールして、健康でキレイになる」をコンセプトにしている“健康&生活リズムカウンセラー”の資格を保有。