『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』(C)Universal Pictures

『リトル・ダンサー』『めぐりあう時間たち』のスティーヴン・ダルドリー監督の最新作『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』の本編映像が公開になった。主人公の子どもたちがリオデジャネイロ郊外の駅で警官から逃走する場面で、彼らのアクロバティックな動きに魅了される映像だ。

『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』本編映像

本作は、リオデジャネイロの郊外でゴミ(トラッシュ)を拾って暮す3人の少年が、ゴミ山から全世界を震撼させる秘密が隠されたサイフを拾ったことで、追われる身となり、必死に逃走を続けながら自らの正義を信じて、サイフに隠された謎の真相に迫ろうとする姿を描く。

このほど公開されたのは、拾ったサイフに入っていたカギが、駅のコインロッカーのものだと気づいた少年3人が、駅を警備中の警官や警備員の監視を交わしてロッカーを開けようとする場面。彼らは気づかれずに駅に入るため、構内通路を牛耳っている子どもたちと交渉し、気づかれることなくロッカー前まで侵入する。しかし、警備の数は多く、少年のひとりが“おとり”になることで警備の目を一点に集め、そのスキにロッカーを開ける作戦を決行。身軽で、小さなスキマにするりと身を潜り込ませる子どもたちの動きは俊敏で、大人たちは翻弄される。

このほど公開された映像では主人公の少年3人と彼らを追う大人たち、そして“ロッカーの中身”に興味を示した子どもが登場。入り組んだ構内を疾走し、フェンスを軽々と超え、走り出した列車に飛び乗るアクションシーンが次から次に展開。躍動感あふれる手持ちカメラの映像も魅力的だ。

ちなみにここで彼らはロッカーに入っていた“あるもの”を入手。このアイテムが彼らの人生と、彼らが暮らす街に大きな“奇跡”を起こすきっかけになっていく。

『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』
1月9日(金)TOHOシネマズ みゆき座ほか全国ロードショー