大げさな男、ゲサ男くん。なにごとにも仰々しくて、話もオーバー。でもホラ吹きというわけではありません。ただ、大げさなだけなのです。たとえば、具合が悪くなると「死ぬ」と大騒ぎ。
いくら男は痛みに弱いからと言って、こんなに騒がれても……。女性は休むなりなんなりして自分で治そうとしますが、男は家族やパートナーに治してもらおうとします。治してもらおうと言われても、困るんですけれどね。

それなのに彼女の具合が悪いと「医者に行けば?」と冷静に言い放ってしまう。冷たいのか落ち着いているのか……。自分が騒ぐのは自身の存在のアピールなのかもしれません。今回はひそかに生息する男、ゲサ男くんについてご報告します。

 

全身痛覚男

日ごろから、あっち痛いこっち痛い。筆者の職場にいた、いつもあちこち痛い男。口を開けば「腹が痛い」、独り言なのか口癖なのかわからないので、周りの人たちはなにも反応しませんでした。しかしそのうち“股間が痛い”と言い出す始末。知るか!という感じでした。

確かに、大げさに話すと話が盛り上がりますね。面白さを出すことができるので、大げさに言っている部分もあるのでしょう。

 

毎日風邪男

いつも「風邪ひいた」と言っている。こないだも言っていたのに? いつ治ったの? で、また引いたの?

いえいえ、深く考えてはいけません。たいした病状がない……。そんな場合は、ただ言いたいだけ。