海外での人気はすさまじい

『FGO』は現在海外版が配信中です。

日本でのリリースから約1年1ヵ月後の2016年9月29日に、中国大陸を対象とした簡体字版、2017年5月18日に台湾・香港・マカオを対象とした繁体字版、6月25日に北米を対象とした英語版、11月21日に韓国版が配信。

さらに2018年4月にはシンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、オーストラリアの東南アジア地域にも英語版の配信地域が拡大しています。

日本以外の配信地域の中では、特にアジア圏での人気は高く、簡体字版は2018年7月の時点で900万DL、繁体字版は400万DLを突破しています。

香港の『FGO』ユーザーと一緒に撮影した、スカサハとクー・フーリンの師弟レベル100コンビ(筆者はクー・フーリンを愛用)

海外においても、日本と同じく『Fate』シリーズから好きな人と『FGO』からハマった人に分類できると思います。『Fate』シリーズから好きな人は日本語版をプレイしている方が多く、特に中華圏は日本語版をプレイする人を多く見かけます。

また『FGO』は日本以外の配信地域でもリアルイベントを展開していて、2018年1月に上海にて1周年記念イベント、台北ゲームショウにてゲーム内の部屋をイメージしたブースの出展、アメリカではシアトルやロサンゼルスなど大型のアニメ・ゲームコンベンションイベントで声優参加のステージを行い、盛り上がりました。

2018年1月に開催された『台北ゲームショウ2018』では、白衣を着たスタッフがお出迎え
2018年2月に香港で開催された『C3AFAHK』のブース
2018年5月に上海で開催された『ComiCup19魔都同人祭』のブース
アジア圏のFGOブースでは、現地の公式コスプレイヤーによる撮影会や一般参加者登壇のピックアップ召喚を行うことが多いです

2018年3月に開催されたシアトルのイベント『Sakura-Con 2018』では、FGOクリエイティブプロデューサーの塩川洋介さん、エリザベート・バートリー役やアストルフォ役を演じる大久保瑠美さんが登壇したステージを開催。

超満員となった会場では、人気サーヴァントのジャンヌ・ダルク〔オルタ〕が英語版にて初登場することがアナウンスされ、拍手喝采。その後行われたふたりのサイン会では、長蛇の列ができていました。

また、英語版1周年のタイミングで行われたロサンゼルスのイベント『Anime Expo 2018』FGOステージでは、塩川洋介さんとともにアルトリア・ペンドラゴン役の川澄綾子さんとアーラシュ役の鶴岡聡さんが登壇。

『Anime Expo 2018』内でも非常に大きかったステージ会場が埋まるほどの人気っぷりで、1周年を記念した聖晶石(ゲーム内アイテム)の配布など新情報が発表されたときの発狂に近い盛り上がりは、今でも印象強く残っています。