あなたもなっているかも!?「ドライアイ」

目を守るのに欠かせない涙の量が低下したり、涙の質の異常によって涙が均等に行きわたらなくなり、目の表面に傷が生じます。
ドライアイを起こす原因には、エアコンの使用、パソコンの使用、コンタクトレンズ装用者の増加、加齢によるものがほとんどです。ドライアイの患者は増加傾向で、推定患者数はドライマウスを超える2200万人といわれています。
  

<ドライアイを症状に持つ病気>

【1】シェーグレン症候群
自己免疫疾患による病気の一つです。目が乾くドライアイ,口が乾燥するドライマウスなどの症状が出ます。

【2】上輪部角結膜炎
涙が目の表面全体に行き届かず、黒目の上部に慢性的な傷ができる症状です。

【3】屈折矯正手術(レーシック手術)後のドライアイ
レーシック手術を受けた後に、一時的にドライアイになることがあり、特にもとからドライアイの人は、一時的に悪化することがあるため、注意が必要です。

予防方法としては、パソコンやスマートフォンの画面を長時間観ないことや、コンタクトレンズの長時間の装着を避けること。また、エアコンや暖房の効きすぎた環境は、ドライアイを悪化させます。「人工涙液」という涙の成分の目薬を点眼することで、不足している涙を補うことができます。
 

30秒でできる! “眼の疲れ”を軽減する方法

現代は、パソコンやスマートフォンを長時間使用する方が増えています。それが、肩こりやだるさ、目の疲れという症状が出ています。そんな目の疲れを自宅でもオフィスでも簡単に軽減できる、方法をご紹介します。

2~3秒ギューとかたく目を閉じて、パッと開いたら5~6回連続でまばたきをします。これを2~3回繰り返すだけで、涙で潤いますので、ドライアイにも効果的です。

乾燥が激しいこの季節は、無理なく日常生活でできる対策をして、潤いある生活を送りましょう。