完成披露イベントより 完成披露イベントより

人気YouTuberの素顔に迫ったドキュメンタリー『NET STAR ー再生回数の向こう側ー』の完成披露イベントが2018年8月15日、ヒューリックホール東京(東京都千代田区)で行われた。出演者の「禁断ボーイズ」のメンバーによるトークイベントや握手会が開催され、YouTuberの「よきき」と「くぎけん」が映画のオープニング主題歌『NET STAR』を歌った。会場には多くのファンやYouTuberが駆けつけ、映画の完成を祝った。

禁断ボーイズは、いっくん、田中、メサイア、モーリーの関西出身の男性4人組ユニット。2015年3月に前身の「近代ボーイズ」として活動をスタートし、16年4月に改名。2017年3月に動画配信サイト「Youtube」のチャンネル登録者数が100万人を突破し、現在の登録者数は180万人を超えている人気Youtuberだ。ネットの炎上で2017年9月、一時活動休止を余儀なくされるが、同年11月に活動を再開。この映画は、彼らのプライベートの様子、メンバーそれぞれの悩みや思い、次世代動画配信者に向けたメッセージなどが赤裸々に描かれている。

この日のイベントで、リーダーのいっくんは「イベントするとすごく元気出るなぁと思いました。これだけ応援してくれている人がおるんやなと思うとすごい嬉しいし、改めて、ファンの皆さんの大切さに気づけるなぁと。これからも頑張っていこうと思います」とコメントした。メサイアは「お金を払ってありがとうございましゅ。ここに来てくださった皆様、ありがたいでしゅね」とファンへの感謝の気持ちを述べ、田中も「1年後2年後、またドキュメンタリー撮れたらいいなと思っています。こんな状況でも会いに来てくれるファンの方は、ありがたいなと本当に思うので、これからも応援していただけたら」と話す。モーリーは「僕らのいろいろが分かる映画やったと思います。俺らの裏側を知った上でこれからも応援していただけたらなと思います」と語った。

今後の完成披露イベントは、8月18日(土)、香川県宇多津町のハーモニーホール(ユープラザうたづ内)で午後2時半から開演される予定。映画は9月15日(土)からシネマート新宿とシネマート心斎橋で一般公開される。

文・写真:五月女菜穂