はい。前にも言ったかもしれないけど、私はすぐ過去を振り返っちゃうクセがあるんです。だから、昨年はクザリアーナ(註:舞台「クザリアーナの翼」)の余韻に浸る間もなく、SKE48の活動に取り組むことができて。それは本当に有り難かったです。

SKE48のステージに上がるのは、今も毎回緊張します(第90回)。やっぱりそれは、早く解消しなければならないことなんですけどね。でも、メンバーとのコミュニケーションはすごく取れたなあって思います。

多分、SKE48のメンバー全員と話しました。楽屋では私、いつもバカなことばっかりしてるんですよ。毎回ステージに立って思うのは、“舞台裏でのコミュニケーションって、本当に大事”っていうこと。

それは昔から“大事”って感じています。例えば、イヤホンで音楽を聞いてるメンバーがいたら、イヤホンを引っこ抜いてでも「オハヨーー!!」って、わざと言うぐらいなんです(笑)。それがどんなメンバーであっても、関係なくそうしてました。

私は、“1人ひとりとコミュニケーションを取らなきゃ、ステージに上がりたくない”っていう人だから。そうして来たことが、SKE48に来たときも役に立って、皆と話すこともできて。そういう自分がいてよかったなあって思ってます。

ーーそんな中、6月に迎えた総選挙ですね。あの頃の取材で、佐江ちゃんが“不安もあった”という言葉を口にしていたのが印象的でした(第68回)。

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